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六甲山の最高峰近くに新設されるトイレのイメージ図(神戸市提供)
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六甲山の最高峰近くに新設されるトイレのイメージ図(神戸市提供)

 近年のハイキングブームで登山客が増えている六甲山。ところが、最高峰(標高約931メートル)近くのトイレは上下水道施設が整備されておらず、利用者からは「汚い」「臭い」と不評という。外国人ハイカーの利用も見越し、神戸市はデザイン性にも優れたトイレを新設する。水道が凍結する冬場でも使えるようになる。このほど、設計事業者を選び、2019年度内の着工を予定している。(若林幹夫)

 最高峰は、同市東灘区、北区と芦屋市の境付近にある。最寄りのトイレは1980年3月にくみ取り式で整備された。その後、水が循環する浄化システムを取り入れて水洗となったが、利用が多いため循環水の水質が悪く、悪臭も課題となっている。冬場は水道が凍結して使えなくなり、仮設トイレでしのいでいる。

 新設するのは、現在のトイレがある隣接地約1650平方メートル。長らく遊休地のままで、市が土地を所有する阪急阪神ホールディングスの関連会社に協力を求めたところ、土地の寄付を受けた。今年10月、平屋約100平方メートル、凍結防止の装置を付けるなどを条件に、設計事業者を公募。11~12月に審査があり、神戸市東灘区の建築士事務所「ofa(オーエフエー)」の提案に決まった。

 市によると、同社の提案は、外壁などにふんだんに木材を使い、建物の形状や広場の使い方も周辺の景観と調和しているという。伸びやかなデザインや、周辺の植生の回復を計画している点も評価された。広めのひさしを設け、登山者に快適な休憩場所を確保する。

 整備費は阪急阪神ホールディングスからの寄付金約8千万円を充てる。2018年に設計し、19年度中に工事が始まる予定。完成時期は未定という。

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