神戸

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 神戸市議会の会派「自民党神戸」(解散)による政務活動費(政活費)の不正流用事件で、詐欺罪に問われたいずれも元市議の岡島亮介被告(75)、梅田幸広被告(68)、竹重栄二被告(68)の初公判。「知人への貸し付けや、クラブやスナックの飲食代などに使った」。検察側から明かされた流用先に、傍聴した市民らからは「税金だとの意識がなさ過ぎる」と憤りの声が上がった。

 公判の冒頭、「間違いありません」と起訴内容を認めた3被告。梅田、竹重両被告は全額を、岡島被告は一部を返還したが、アルバイトの女性(57)=垂水区=は「返したからといって許されるものではない」とあきれた様子。

 傍聴席から様子を見守った市民オンブズマン兵庫の男性(72)=東灘区=は「世間の金銭感覚とのずれがあり過ぎる。飲食代や国内外の旅行費、借金の返済と、どれも個人的な動機で、『ふざけるな』という思いだ」と怒り、「なぜ議員になったのかをただしたい」と語気を強めた。

 垂水区の無職男性(60)も「こんな使い方が許されるのなら、政活費そのものが必要ないのではと思わざるを得ない」と憤った。

 市民から多くの批判を受けた市議会関係者も公判に厳しい視線を向けた。

 維新議員団幹事長の外海開三議員は「いずれも公金を個人的な目的で使用しており残念だ。市民の議会への不信感がさらに増す」と批判。検察側が「竹重被告が先輩議員から不正の手法を教わっていた」と指摘した点に、「(自民)党の責任もある。けじめを付ける姿勢が必要だ」とし、「議会としても二度と起こらないように取り組まないといけない」と述べた。

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