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強制退去処分となった市営住宅の女性の部屋。窓際などにネコの姿が=4月、神戸市東灘区(神戸市提供)
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強制退去処分となった市営住宅の女性の部屋。窓際などにネコの姿が=4月、神戸市東灘区(神戸市提供)

 住民が多くの猫を飼ったため市営住宅の部屋が損傷した問題を受け、神戸市は、市営住宅条例に犬や猫などの飼育を禁止する規定を明文化する方針を固めた。2月の市会本会議に条例改正案を提案する。同様の内容を条例で明記する政令市は少ないというが、環境悪化につながる飼い方をする居住者に対し、明け渡しを求めるなど指導を厳しくする。

 この問題では4月、東灘区で異臭などを理由に市営住宅を強制退去となった女性の部屋に猫53匹が放置されているのが見つかった。市は女性に部屋の修繕費など約1千万円を全額請求した。現行の条例では「共同生活の維持を阻害する行為を行ってはいけない」などと記され、入居時には犬や猫などの動物を飼育しないことを約束する誓約書の署名、押印を求めている。

 市住宅管理課によると、犬や猫の飼育で生じる苦情は共有部分へのふん尿や匂い、鳴き声などが多い。迷惑行為があれば指導するが、誓約書の提出だけでは効果が低いという。条例に明記することで、部屋の退去などを求める際に法的な根拠を示す狙いがある。

 本来は禁止されているが、室内で犬や猫を1匹だけ飼っている居住者もいる。担当者は「飼育をやめるように指導はするが、周囲に迷惑をかけていなければ即退去までは求めない。あくまで近隣環境を悪化させるのを防ぎたい」とする。

 市内では西、北区に1棟ずつペットの飼育が可能な市営住宅がある。(若林幹夫)

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