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現在使用している水道管の説明に耳を傾ける参加者ら
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現在使用している水道管の説明に耳を傾ける参加者ら
風呂おけに水をためるため、給水車から水をくむ参加者=神戸市兵庫区楠谷町
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風呂おけに水をためるため、給水車から水をくむ参加者=神戸市兵庫区楠谷町

 震災による断水で市民生活に影響が出た記憶を伝えるイベント「子や孫に語り継ぐ 阪神・淡路大震災の“水”の記憶2018」が21日、神戸市兵庫区楠谷町、水の科学博物館などであった。親子連れら約220人が参加し、生活に欠かせない水の大切さについて学んだ。(門田晋一)

 阪神・淡路大震災では配水管が損傷。水道が復旧するのに最大3カ月間を要した経験から、防災への心構えと水道の知識を得てもらおうと、同市水道局が企画した。

 同市は災害時、市民約150万人に1日3リットルずつ12日間、生活用水を供給できる「大容量送水管」を2016年3月に整備。管は同市内を横断するように東西に約13キロ延び、送水管の上に設けられた給水拠点から住民や消防車に給水できる仕組みになっている。送水管は、同館がある奥平野浄水場につながっている。

 イベントの参加者らは7グループに分かれ、震災で破損した配水管の見学や被災者の経験談に耳を傾けたほか、水にまつわるクイズに取り組んだ。

 水くみ体験では、子どもたちが給水車からやかんや鍋を使って約20メートル離れたバスタブに水を運び入れた。子どもたちは、水を張った鍋の重さに驚きながら何度も往復し、災害時の給水の過酷さを学んだ。

 また、地下約50メートルの大容量送水管を見学。係員から地層のずれに対応した構造になっていることなどの説明を受け、直径2・4メートルの管の前で記念撮影した。本山第一小学校4年の男児(9)=同市東灘区=は「災害時の人々の生活は水が自由に使えず大変だっただろうなと感じた。施設を見学して、いつ地震が起こっても安心だと思った」と話した。

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