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完成した衣装を確認する学生ら=神戸市中央区国香通6
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完成した衣装を確認する学生ら=神戸市中央区国香通6

 神戸ファッション専門学校(神戸市中央区)が2月10日、24年ぶりに神戸国際会館(同区)で「ファッションフェア」を開く。1995年1月に開催予定だったフェアは、阪神・淡路大震災で同会館が全壊したため中止になり、その後は別の会場で開いてきた。「先輩方が使っていた大きな舞台でもう一度ショーができる」。学生らは熱のこもった準備を進めている。

 震災が起きたのは、フェアの約1週間前。学校も休校になり、1年かけて用意された衣装はしばらく日の目を見ることがなかった。当時から教壇に立つ田仲留美子さん(61)は卒業式を控えた3月、学校の教室をランウェイに見立てて行ったささやかなショーが忘れられないという。

 「運動靴にジーンズで過ごしていた学生が衣装を身に着け、涙を流しながら歩いていた。『人間の生活には潤いが必要なんだ』と改めて感じた」と振り返る。

 今年で創立80周年を迎えたことなどから「原点回帰」を決めたファッションフェア。会場の定員は従来の約500人から約2千人に増え、学生はショーやコンテストに向けた作品制作、広報活動に奮闘する。実行委員長で3年の今村楓さん(20)は「学生の思いは今まで以上に強い。より多くの人に見てもらえたらうれしい」と力を込めた。

 フェアは2月10日正午から。同校TEL078・241・8611

(井沢泰斗)

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