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指点字を使って会話する兵庫盲ろう者友の会の今川裕子さん(右)ら=神戸市中央区元町通
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指点字を使って会話する兵庫盲ろう者友の会の今川裕子さん(右)ら=神戸市中央区元町通

 目と耳が不自由な「盲ろう者」と交流し、生活の様子などを知るカフェイベントが2月4日、兵庫県中央区元町通5の「ひょうご盲ろう者支援センター」で開かれる。指を触って50音を示す「指点字」や、手話の動きを触って読み取る「触手話」でのコミュニケーションを通じて、コーヒーや紅茶とともにおしゃべりを楽しめる。

 27日から元町映画館(中央区元町通4)で盲ろう者の日常を描いた映画「もうろうをいきる」が上映されることに合わせ、「兵庫盲ろう者友の会」が企画。「シネマカフェ・タッチ」と名付け、県内からは約5人の盲ろう者が参加する。

 同会理事長の今川裕子さん(62)は、中学生の頃から徐々に聴力が低下。「いつかまた聞こえるようになるだろう」と思っていたが、20代になって完全に聞こえなくなった。「どうして私だけ聞こえないの」と強い孤独を感じふさぎ込んだが、大学で手話のサークルに誘われたことをきっかけに明るさを取り戻した。

 「耳が聞こえなくても旅行や買い物を楽しんでいる人たちと出会って、こんな世界があるんだと思った」と今川さん。仲間が増えた心強さから、視力が低下すると知った時も、大きな不安はなかったと振り返る。

 同センター長で手話通訳士の平井裕子さん(59)は「目と耳が不自由と聞くと、コミュニケーションも難しく感じるかもしれないが、できることはたくさんある。カフェを通じて、地域の理解が深まればうれしい」と話した。

 シネマカフェ・タッチは午後2~5時。参加無料(コーヒーなどの飲食代は有料)。兵庫もうろう者友の会事務局TEL078・341・8822。映画「もうろうをいきる」は27日~2月9日まで。一般1700円。

(勝浦美香)

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