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震災直後に和田さんが撮影した長田区菅原通4の菅原商店街南入り口(神戸アーカイブ写真館提供)
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震災直後に和田さんが撮影した長田区菅原通4の菅原商店街南入り口(神戸アーカイブ写真館提供)
震災直後から現在までの街の変遷が分かる写真が並ぶ会場=神戸市長田区二葉町7
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震災直後から現在までの街の変遷が分かる写真が並ぶ会場=神戸市長田区二葉町7
2017年11月に撮影された現在の風景(神戸アーカイブ写真館提供)
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2017年11月に撮影された現在の風景(神戸アーカイブ写真館提供)

 阪神・淡路大震災で壊滅的な被害を受けた新長田駅周辺(神戸市長田区)などの復興の歩みを、同じ場所から撮影を続けて記録した写真展が、同区のふたば学舎で開かれている。その名も「和田幹さんの震災定点観測日記」。23カ所で撮られた計約120枚の写真が、震災後の地域の“歴史”を静かに物語っている。(門田晋一)

 撮影したのは多文化・多言語コミュニティー放送局「FMわぃわぃ」のパーソナリティー和田幹司さん(74)=同区東尻池町2。カメラメーカーの社員だった和田さんは震災直後、自宅周辺や倒壊した商店街、火の手が上がる住宅などを夢中で撮影した。

 その後3年間、震災ボランティアに取り組む団体の一員として、ミニコミ誌「ウィークリーニーズ」でカメラマンを担当。復旧・復興が進む地域の近況を住民らに知らせるために撮り続けた。震災から20年以上、39回にわたって街を歩き、定点撮影で1500枚以上記録してきたという。

 昨年9月、和田さんは撮りためた写真をふたば学舎内にある神戸アーカイブ写真館に寄贈。同館の東充さん(73)が引き継いだ写真を基に11月、震災当時の和田さんの足跡をたどって同じアングルから現在の様子を撮影。今年の「1・17」に合わせ、再開発や区画整理事業などを経験した街の歩みを広く知ってもらおうと、同学舎の協力を得て写真展を企画した。

 和田さんは「写真を見た後に実際に街を訪れ、時の流れを感じてもらいたい。そして、次の時代に向けたまちづくりに一緒に取り組む仲間になってほしい」と話している。

 3月25日まで。無料。午前9時~午後5時。月曜休館。ふたば学舎TEL078・646・8128

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