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昭和30~40年代に走行していたボンネットバス(神戸市交通局提供)
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昭和30~40年代に走行していたボンネットバス(神戸市交通局提供)
人気を集めるボンネットバス「こべっこ2世号」(神戸市灘区提供)
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人気を集めるボンネットバス「こべっこ2世号」(神戸市灘区提供)

 1956(昭和31)年に導入され、72(昭和47)年に運行を終えるまで、わずか3台だけ神戸市を走っていたボンネットバス。そのバスを復元した「こべっこ2世号」が「ボンネットバスマニア」と呼ばれる熱烈なファンや、シニア世代らの人気を集めている。年数回のバスツアーは数倍の高競争率で、一目見ようと東京から駆け付ける人もいるほど。3月3日には同市灘区を走る予定で、ファンらが心待ちにしている。(上田勇紀)

 ボンネットバスは前部にエンジンを搭載。現在の一般的なバスと比べ、定員は39人と小さめ。東灘区の阪神御影駅周辺など細い道路を走れるよう、神戸市交通局が一時期、導入していた。

 72年の運行終了後も、3台のうち1台は「こべっこ号」として神戸まつりのパレードに登場。しかし老朽化が進んで走行できなくなった。市交通局は中型トラックを改造して復元し、93年、「こべっこ2世号」(長さ8・1メートル、高さ3・18メートル、幅2・39メートル)が登場した。

 人気に火が付いたのは昨年、市営交通100周年に合わせた催しだ。節目に合わせて例年より多く、2世号を使ったバスツアーを企画した。昨年6~9月、兵庫、長田区を巡るお買い物ツアーを10日間組むと、「予想を大きく上回る反響」(市交通局)が寄せられた。計320人の定員に約1400人が申し込み、かつてボンネットバスに乗ったことのある人や乗り物好きのファン、家族連れら幅広い層が楽しんだという。

 ボンネットバスはレトロな外観が特徴で、インターネット上には写真を集めたサイトも存在する。「こべっこ2世号」も登場頻度が増えて認知度がアップ。市交通局は「反響がすごいので、これからも乗車機会をつくりたい」としている。

 3月3日は午前10時、同11時からの2便で、JR灘駅をスタートし、王子スタジアム東側、阪急六甲駅前を経由し、市交通局石屋川営業所まで走る。ただし、市民講座「灘大学」の参加者向けで、それ以外の人は乗ることができない。

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