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500回目の植え替えを迎えた花時計
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500回目の植え替えを迎えた花時計
1960年代から2000年代にかけて見られた「こうべ花時計」のデザイン
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1960年代から2000年代にかけて見られた「こうべ花時計」のデザイン
初代(左上)をはじめ東京五輪や市制90周年、阪神・淡路大震災など節目の年に見られた「こうべ花時計」のデザイン。右下は500回目の植え替えで公募から選ばれたデザイン
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初代(左上)をはじめ東京五輪や市制90周年、阪神・淡路大震災など節目の年に見られた「こうべ花時計」のデザイン。右下は500回目の植え替えで公募から選ばれたデザイン

 500回目の植え替えを迎えた神戸市役所北側の花時計。日本第1号として1957(昭和32)年に設置され、今年で60年を迎える。各時代を映す図柄を約3千株の草花で彩り、市民や観光客の目を楽しませてきた。これからも神戸の歩みを時とともに刻み続ける。(若林幹夫)

 69年から5期20年間、神戸市長を務めた故宮崎辰雄氏が助役時代、出張先のスイス・ジュネーブの花時計を見て提案し、作られた。直径6メートル、高さ2.25メートル、斜度は15度。真下を走る市営地下鉄海岸線の駅名にもなる。

 植え替えは1~2カ月に1回行われ、年末には翌年の干支(えと)にちなんだ動物などが恒例となっている。東京五輪(64年)や神戸ポートアイランド博覧会(81年)、神戸空港開港(2006年)など、各年代の象徴的な出来事にちなむ図柄が描かれてきた。95年の阪神・淡路大震災では、停電で止まったこともあったが、2カ月半後には復興の願いを込めたチョウのデザインが描かれ、復活を遂げた。

 市役所2号館の建て替えで移転が検討されている。

 長年植え替えを担当してきた市公園部管理課の加藤正信さんは、花時計と同じ“60歳”。今月末で定年を迎えるため、500回目が最後の作業となった。

 「途中で苗が足りなくなってほかの公園から急きょ取り寄せたこともあった。隙間なく植えてきれいな図柄を出すのが腕の見せ所。これからも神戸のシンボルであり続けてほしい」と話し、後進に道を譲る。

   ◇   ◇

 節目となった500回目のデザインは、一般公募した66点の中から清水千晴さん(25)=同市北区=の作品が選ばれた。タイトルは「神戸といえば」。山と海を濃緑のタマリュウと青色のパンジーで描き、中央に「500」の文字をかたどった。神戸ポートタワーや市章のマークもあしらわれている。8日に花時計前で表彰式が行われる。

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