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ブラジルにルーツのある子どもたちが作文を読んだ移民祭=海外移住と文化の交流センター
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ブラジルにルーツのある子どもたちが作文を読んだ移民祭=海外移住と文化の交流センター

 1908年、ブラジルへの初の集団移民船「笠戸丸」が神戸を出港して28日で110年を迎えた。かつて出発を控える移民の施設として使われた「海外移住と文化の交流センター」(神戸市中央区山本通3)では同日、節目を祝い、当時に思いをはせる「ブラジル移民祭」が開かれた。

 同センターで在日ブラジル人の学習支援などに取り組むNPO法人「関西ブラジル人コミュニティ」と、在名古屋ブラジル総領事館が主催。日系ブラジル人や、ブラジルへの移住経験者ら約170人が参加した。

 午前は、ブラジルにルーツのある子どもたちが、移民の歴史を調べたり、家族の話を聞いたりして書いた作文を朗読。午後は、参加者が同センターから港まで歩き、クルーズ船に乗って移民の足取りをたどった。

 19歳で神戸港から船でブラジルに移住し、50代半ばで帰国したという男性(80)=愛知県高浜市=は約60年ぶりに同センターを再訪。「屋内は雰囲気が変わったが、玄関は覚えている。ただ懐かしい」。過酷だったブラジルでの仕事を振り返り、「若い世代も私たちのように自分で未来を切り開いてほしい」と話した。(那谷享平)

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