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そろって4月30日に誕生日を迎える石川翔麻君(中央)と母の菜津子さん(左端)、祖父の財田雄介さん(右端)=神戸市垂水区
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そろって4月30日に誕生日を迎える石川翔麻君(中央)と母の菜津子さん(左端)、祖父の財田雄介さん(右端)=神戸市垂水区

 「じいちゃんお母さん翔君おめでとう」-。神戸新聞神戸版掲載の「わが家のアイドル」係に届いた1通の誕生日メッセージ。「なぜ、おじいさんとお母さんまで書いてあるの?」。疑問に思った記者が取材したところ、なんと一家3世代が同じ誕生日で、ギネス記録に迫る珍しい出来事だと分かった。さらに、その日付の背後には、奇跡的ともいえる「偶然のドラマ」があった。(篠原拓真)

 神戸市垂水区の石川翔麻君(2)と、母の菜津子さん(32)、母方の祖父の財田雄介さん(63)。3人とも4月30日生まれだ。

 菜津子さんによると、翔麻君の出産予定日は5月7日だったが、4月28日に陣痛が始まった。そこから出産まで約30時間かかる難産となり、気付けば日付は30日に。「(自分の誕生日の)2日前の陣痛でまさかと思ったが、本当に同じ日になるなんて」と振り返る。

 実は約30年前にも同じ“奇跡”が起きていた。翔麻君の母方の祖母財田加代子さん(57)によると、菜津子さんが生まれる際も予定日は5月6日だったが、出産は4月30日に。翔麻君が生まれた時、加代子さんは「(娘の誕生時と)同じ運びになり驚いた」と話す。

 親子3世代が同じ誕生日になる確率は、単純計算で13万3225分の1。ギネスには、4世代が同じ横浜市や米国などの5家族が「同一誕生日の最多世代記録」として認定されている。

 「4世代はさすがに分からないね」と笑い合う家族に囲まれる翔麻君。不思議な縁の中で生を受けたわが子を前に、菜津子さんは「幸せを感じられる子に育ってほしい」と目を細める。

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