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事業開始のための資金協力を呼び掛ける小野さん(左)と大坂さん=神戸市内
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事業開始のための資金協力を呼び掛ける小野さん(左)と大坂さん=神戸市内
シアバターの工場を見学する学生ら=2017年11月29日、ブルキナファソ(BYCS提供)
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シアバターの工場を見学する学生ら=2017年11月29日、ブルキナファソ(BYCS提供)

 西アフリカの貧しい国を、現地の特産品を活用して作ったハンドクリームで救いたい-。神戸市外国語大学(西区)の学生らが、ハンドクリームの販売収益を現地に還元し、再び販売につなげる持続可能な支援ビジネスの立ち上げに奔走している。初期資金の300万円確保に向け、インターネット上で寄付を募るクラウドファンディングで参加を呼び掛けているが、30日現在、184万円にとどまっている。5月8日の期限までに確保できなければ、事業を断念せざるを得ず、広く協力を訴えている。(霍見真一郎)

 同大の学生6人と流通科学大学(同区)の学生1人の計7人は、海外医療支援を続ける認定NPO法人「フューチャーコード」(中央区)学生部「BYCS(バイクス)」に所属。昨年11月末、同法人の活動地の一つである西アフリカのブルキナファソにメンバー3人が赴き、現地の特産品であるシアバターを活用したハンドクリームの製造、販売を思いついた。

 同国では、下痢などで、幼い子どもが死亡するケースが後を絶たず、同法人ではトイレの建設や啓発活動で死亡率を下げる取り組みを目指す。同時にこの事業立ち上げで女性の雇用を創出したい考えだ。

 計画によると、集めた資金で現地の女性らが作る上質なシアバターを日本に輸入しハンドクリームを製造。5千個を売り、約250万~350万円の利益を現地の水資源に関する衛生活動費やハンドクリームの追加発注に回す。

 3月19日からクラウドファンディングを実施。これまで、友人ら約100人に個別連絡するなどして寄付を募っているが、4月30日現在、目標の300万円に対し184万円しか集まっておらず、学生はかばんにチラシを張って歩くなどして支援を呼び掛けている。

 同学生部代表の小野智博さん(20)は「現地を見て、お金もない学生の自分には何もできないと無力感を抱いた。でも帰国後、学生だからこそできることはないかと考え、この企画に行き着いた」と説明。同部の大坂竜也さん(20)は「阪神・淡路大震災で世界中の支援を受けた神戸から発展途上国を支える活動を始めたい」と話した。問い合わせはBYCS(info.fcbycs@gmail.com)。

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