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「映画音楽を作曲する夢が思わぬ形でかなった」と喜ぶ天宮遥さん=神戸市中央区東川崎町1
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「映画音楽を作曲する夢が思わぬ形でかなった」と喜ぶ天宮遥さん=神戸市中央区東川崎町1

 1920年代の米国の無声映画を弁士の語りと楽士の生演奏付きで上映する「活弁ライブ」が12日と6月23日、神戸市中央区のOSシネマズ神戸ハーバーランドである。演奏は神戸市灘区のピアニスト、天宮遥さん。「無声映画はマニアックなイメージがあるかもしれないが、CG(コンピューターグラフィックス)がないのにアクションがすごい。語りと音楽で盛り上げたい」と意気込む。(松本寿美子)

 OSシネマズは2月、通常の上映のほか、無声映画や騒ぎながら鑑賞できるマサラ上映など、多目的に利用する「スクリーン10」(50席)を系列の劇場で初めて新設した。そのオープニングイベントで、天宮さんと活動写真弁士の大森くみこさん=大阪府守口市=による無声映画を上映。好評だったことから、今回の開催を決めた。

 天宮さんは4歳からピアノを始め、神戸大学発達科学部音楽表現論コースを卒業。主に映画音楽を演奏していたが、一昨年に神戸映画資料館(神戸市長田区)館長に勧められ、無声映画の世界へ。場面と弁士の呼吸を計りながら、即興で音楽や効果音を奏でる。

 天宮さんによると、無声映画の楽士はほかに東京、大阪に1人ずついるのみ。昨年12月には即興で生まれた曲を収録した初アルバムも発表した。「既にある曲をあてるのではなく、登場人物の心情に沿うオリジナルを大事にしている。同じ映画でも弁士、楽士で変わる豊かな世界。古くて新しい魅力を知って」と話す。

 12日は喜劇王バスター・キートンが結婚を巡ってドタバタ劇を繰り広げる「キートンのセブン・チャンス」(25年)、6月23日はハリウッド女優に憧れる少女のサクセスストーリー「エラ・シンダーズ」(26年)を上映。いずれも午後1時開演。一般1800円、大学生1500円、3歳以上・障害者千円。同館TEL078・360・3788

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