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部活動指導員(右端)の指導を受ける渚中男子バスケットボール部の部員ら=神戸市中央区脇浜海岸通2
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 神戸市教育委員会は9日、適切な休養日の設定など中学校の部活動の指針を定めた「神戸市立中・義務教育学校部活動ガイドライン」を発表した。週に休みを2日以上設定し、早朝練習を原則なくすなど、生徒・教員双方の負担軽減が主な内容で、順次各校に導入する。生徒に勉強や、家庭・地域で過ごす時間を確保してもらい、教員の多忙化解消やスキルアップにもつなげる。

 中学校の部活動を巡っては、国の調査などで長時間化や過熱化が指摘され、生徒の肉体的・精神的な疲弊▽学業・習い事との両立▽家庭で過ごす時間の減少▽教員の長時間労働や授業準備の確保-などが課題となっていた。スポーツ庁が3月に出した運動部の指針を踏まえ、市教委が文化部も含める形で作成した。

 ガイドラインでは、同庁の指針より踏み込み、トレーニング効果が低いとされる早朝練習を原則禁止し、授業に集中する環境を整える。大会などで休みが確保できない場合は、他の日に振り替えることを求めている。また、教員研修や習い事など、生徒と教員双方が部活動以外の活動に取り組みやすくするため、平日の休みは水曜日に固定。レジャーなど、家族や地域での活動に充ててもらおうと、夏休みには1週間以上のオフシーズンを設けた。

 各校には、顧問の不在時などに指導する外部人材「部活動指導員」の積極的な活用も求め、指導には、生徒の自主性を重んじ、体罰や暴言、ハラスメントの根絶のほか、科学的・合理的なトレーニングを要請した。

 月内にも保護者への説明を始め、順次導入する。少子化に伴い、今後部活動の数が減ることを想定し、休部や他校との合同チームなどを検討する校内委員会を設置する。校長には学期ごとに部活動の実施状況を市教委に報告すよう義務付けた。(井上 駿)

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