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ゴム跳びに興じる参加者たち=神戸市須磨区須磨寺町3
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ゴム跳びに興じる参加者たち=神戸市須磨区須磨寺町3
華麗な足技を披露するママも=神戸市須磨区須磨寺町3
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華麗な足技を披露するママも=神戸市須磨区須磨寺町3
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 「ゴム跳び」。ある年代(?)より上の女性なら覚えがあるのではないでしょうか。輪にしたゴムひもを柱役の2人の足にかけ、ひもを交差させて跳んだり、前後ろに向きを変えながら跳んだりと多彩な技を繰り出す、あの遊び。最近ではすっかり鳴りを潜め、今の子どもたちはその存在すら知らない。学校の階段の踊り場で、廊下で、道ばたで…。さまざまな場所で女子たちが熱狂したゴム跳びを復権させようと、神戸市須磨区のママたちが立ち上がった。(広畑千春)

 子育て中の母親や市職員、学生ら約15人でつくるグループ「ママスマ」のメンバー。お茶をしながら「まちでできる楽しいこと」のアイデアを出し合っていたとき、ふとゴム跳びの話になった。

 「今の子は全然知らんねん」「うちの地元の跳び方は…」。話は熱を帯び、楽しさを広く伝えようと街角でゴム跳びをするPR動画を作ることになった。撮影、編集は神戸芸術工科大3年の多木翔夢さん(20)が担当し、会員制交流サイト(SNS)で参加者を募った。

    □  ■

 4月中旬、山陽須磨寺駅前に母親や子どもら50人以上が集まった。長さ約3メートルのゴムひもを輪にし、須磨寺商店街の休憩所や須磨寺の参道、境内で跳んだり、1本のひもを足に絡ませながらアクロバティックな技を披露したりした。

 「今まで知らなかった子どもや、男性にも魅力を感じてもらえるように」と、動画は格好よさにこだわり、赤鳥居など印象的な街の光景もちりばめた。

 参加した須磨区の主婦(36)は「毎日友達と学校でゴム跳びをして、週末や放課後は姉と一緒に一日中していた。あの頃がよみがえってくる」。初めて挑戦した小学4年の女児(9)は「最初は難しかったけど、楽しい。1本のひもでもやってみたい」と声を弾ませた。

 動画は「ママスマ」のフェイスブックで公開中。今後も、区内各地で撮影する予定で、動画再生回数が5千回を超えたら、公園を借り切って大会を開く構想もある。

 ママスマの信田ちひろさん(42)=須磨区=は「こんな貴重な遺産なのに…って、勝手な妄想ですかね」と笑いつつ、「教える、教わる-の関係じゃなくて、親子が一緒に楽しめて、さらに、子どもの年齢や校区などが違うお母さんたちが、楽しくつながれるきっかけになれば」とゴム跳び復権に意気込みを見せる。

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