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住宅街まで流れ込んだ土砂=7日午前8時55分、灘区篠原台(撮影・中西大二)
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住宅街まで流れ込んだ土砂=7日午前8時55分、灘区篠原台(撮影・中西大二)
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 80年前の阪神大水害を想起させる今回の長雨。4日~7日午後3時までの総雨量が、神戸市灘区で約900ミリ、北区でも約800ミリと記録的な降水量となった。各地で地盤が緩み、市災害警戒本部などによると、土砂崩れは県内最多の計86件に上った。各区の被害状況や避難者数などをまとめた。

 同本部によると、大雨の影響による通行止めは20カ所以上で、池や河川があふれ、床上浸水や土石流も起きた。市は7日午後3時までに、計617世帯1282人に避難指示を出した。最大で計205世帯418人が避難所に身を寄せた。

 国土交通省が垂水区を除く各区に置く雨量計では、灘区が881ミリ(7日午後3時まで)と最高の数値を記録。避難指示も市内で最多の187世帯380人だった。同区篠原台では6日夜、大量の土砂が住宅街に流れ込み、道路や車が泥に埋まった。六甲山小学校周辺では通行止めで約100世帯が孤立した。灘区に次いで総雨量が多かったのは北区の785ミリ(同)。

 土砂災害が最も多かったのは須磨区の20件で、垂水区では6日、山陽電鉄の線路が土砂で埋まり、電車が不通となった。同社が復旧を急いでいるが、7日時点で運行再開のめどは立っていない。東灘区鴨子ケ原では6日未明、土砂崩れで電柱が折れ、約300世帯が一時停電した。

 同本部は今後、天気は回復するとみているが、「大量の雨を含んだ土壌はいつ崩れるか分からない。危険な場所には近づかないで。道路の通行止めもすぐには解消されないので交通情報にも十分注意してほしい」と呼び掛けている。(那谷享平、若林幹夫、石川 翠)

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