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熱中症予防のため、教室のテレビを使って行われた終業式=妙法寺小
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熱中症予防のため、教室のテレビを使って行われた終業式=妙法寺小
児童らにネットの安全利用を呼び掛ける本田英理警部補=こうべ小学校
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児童らにネットの安全利用を呼び掛ける本田英理警部補=こうべ小学校

 全国で記録的な暑さが続く今夏。神戸でも24日、36・4度と今年の最高気温を記録、25日も35・4度と猛暑日となった。この暑さで学校行事に異変が…。市内143小学校(西区などの一部を除く)で同日、1学期の終業式が行われたが、熱中症予防のため、体育館での式を各教室に切り替える学校も。また、夏休みの学習会やプール開放も中止される事態となっている。

■終業式は冷房つきの教室で プール開放中止に悲鳴

 毎年講堂で終業式を開いている妙法寺小学校(須磨区妙法寺)では、開校以来初めて冷房の効いた各教室で式を行った。放送室と教室のテレビをつなぎ、中山紀彦校長(57)らが「病気やけがをせずに楽しい夏休みを過ごしてください」などと呼び掛けた。

 1年生の教室では、26日から3日間予定されていた、プール開放イベントの中止が児童に知らされると「えー」「楽しみにしていたのに」などと残念がる声が響いた。同校によると、プール開放はPTA役員が中心となって行っているが、「プールサイドで見守る保護者らの熱中症も危険」と判断し、中止を決めた。

 1年生の男児(6)は「初めての終業式は別のクラスの友達とも一緒にやってみたかった」。6年生の女児(11)は「最後のプールを楽しみにしていたので残念。でも昨年も軽い熱中症になったし、今年は涼しいとこでのんびりしようかな」と話した。(西竹唯太朗)

■「危険」な暑さにプールや学習会の中止相次ぐ 

 環境省の熱中症予防サイトでは、神戸の暑さ指数(WBGT)は、原則運動の中止を呼び掛けている「危険」の域に達している。

 市教育委員会によると、これまでに、塩屋小(垂水区)や小束山小(同)など市内20以上の小学校でプールの授業や夏休みのプール開放を中止に。御影小(東灘区)では、休み時間の運動場での外遊びを禁止する対策を採った。こうべ小(中央区)は夏休みの学習会を取り止めた。

 部活動対策として、魚崎中(東灘区)では26日~8月15日の期間、昼の時間帯に部活動を禁止。陣崎哲朗校長は「暑さが想像以上に厳しく、生徒が自分で体調をコントロールできない」とする。ほかの中学でも、クーラーのある教室を休憩場所に開放したり、練習時間を1~2時間に制限したりしているという。

 市教委は「児童生徒が楽しみにしている活動が制限されるが、熱中症対策が最優先で致し方ない」としている。(井上 駿)

■スマホやネットの使い方に注意 小学校で講演会

 スマートフォンやインターネットの安全な利用について考える講演会が25日、こうべ小学校(中央区中山手通4)であった。県警サイバー犯罪対策課の本田英理警部補が、オンラインゲームでの高額請求やSNSを悪用した性犯罪など、身近に潜むネットの落とし穴について講義した。

 自由時間が増える夏休みを前にインターネットの適正利用を促そうと、終業式の日に開いた。

 本田警部補は、撮影場所の位置情報が含まれた写真データで個人が特定され、犯罪に巻き込まれる恐れがあると説明。有害サイトへの接続を制限する「フィルタリング」の必要性を説いた上で、「SNSはいろんな人が見ている。できるだけ個人情報は公開しないで」と強調した。

 このほか、ネットで知り合った人に会いに行かない、パスワードは秘密にするなど、同課が提唱する「あひるルのおやコ」というネット利用の約束を守るよう呼び掛けた。6年生の女児(11)は「ついつい使いすぎてしまうことがあるので気を付けたい」と話した。(末吉佳希)

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