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六甲山の間伐材を活用した「六甲山鉛筆」
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六甲山の間伐材を活用した「六甲山鉛筆」
古い街路樹を有効活用したウッドチップを企画した山崎正夫さん=神戸市灘区王子町1
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古い街路樹を有効活用したウッドチップを企画した山崎正夫さん=神戸市灘区王子町1
神戸の木で作った「KOBE CHIP」(コウベチップ)
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神戸の木で作った「KOBE CHIP」(コウベチップ)

 神戸市の街路樹再整備事業で伐採されたクスノキを有効活用しようと、木材関連コンサル会社「シェアウッズ」(同市灘区)がウッドチップに加工、販売している。土にかぶせると土壌改良や雑草抑制が見込めるという。他に六甲山の木を使い、同様のチップや鉛筆も製作。山崎正夫代表(48)は「持ち主が使いあぐねている資源をうまくデザインに落とし込み、神戸らしい物を届けたい」と話す。(上杉順子)

 市内の街路樹は現在約13万本。市街地の3割緑化などを目標とした「グリーンコウベ作戦」を市が1971年から展開し、飛躍的に増加した。しかし、約50年が経過し、大木・老木化した木が道路交通の妨げになったり、盛り上がった根で舗装に段差が生じたりと新たな課題が生まれている。

 古い街路樹は全国的な問題で、2014年には広島県で倒木による死亡事故も発生。国土交通省は15年から実態調査に乗り出し、神戸市は17年度に撤去や更新について定めた街路樹再整備方針を策定して、同年度中に220本を伐採した。

 シェアウッズは伐採後の利活用を模索し、今春、クスノキとスギの2種類のウッドチップ「KOBE CHIP」(コウベチップ)を発売した。クスノキは市の許可を得て試験的に買い取り、スギは六甲山の北側「裏六甲」の民有林から調達している。それぞれの木がほのかに香り、消臭・調湿剤としてたんすに入れるのもお勧めという。いずれも2リットル600円、20リットル3千円。

 また、チップと同じ民有林のスギで「六甲山鉛筆」を作り、7月中旬に発売した。裏六甲の上唐櫃地区では地元組織が樹木を管理しているが、間伐分を市場に持ち込むと採算が合わず、山中で朽ちさせていた。同社が現地に出向いて買い取ることにし、丸太加工時に余る外側の部分を鉛筆に。一本一本異なる木肌が手になじみ、ナイフで削ると少し香りも立つ。芯は2B、箱入り6本で950円。

 チップ、鉛筆とも阪急王子公園駅高架下の同社事務所「HASE65」(ハーゼロコ)で販売。問い合わせは同事務所TEL078・806・8585(火水木曜は休み)

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