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窓の外には絶景が広がるが、誰も振り向かない「ボードゲーム部」=神戸市灘区摩耶山町
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窓の外には絶景が広がるが、誰も振り向かない「ボードゲーム部」=神戸市灘区摩耶山町

 神戸市灘区内を巡る坂バスや住宅街を起点とする摩耶ビューライン(ケーブルカーとロープウエー)を駆使すれば、車がなくてもハイヒールでも気軽に上がれる摩耶山。この長所を生かし、住民グループ「摩耶山再生の会」が山中で多種多様なイベント「マヤカツ」を展開している。その中でもひときわインドア色が濃い「ボードゲーム部」を取材した。

 活動場所はロープウエー「星の駅」構内の観光施設「摩耶ビューテラス702」。参加者が協力し合ってストーリーを進めるロールプレーイングや対戦もの、心理戦など70、80種類のアナログゲームをそろえ、おおむね隔週月曜に開く。

 6月11日、午前の部の参加者は9人。同部を発案した副店主の中村直子さん(41)からルール説明を受け、打ち解けた様子でテーブルを囲んだ。窓の外には市街地が一望できる絶景が広がるが、彼らの目は卓上のカードに吸い寄せられたまま。なかなかシュールな光景だ。

 「室内の遊びだけど、開放感がある場所なのでより楽しめます」と中村さん。アウトドアと組み合わせて楽しむ人もおり、尼崎市の女性(35)は阪急王子公園駅から2時間以上ハイキングした後に参戦した。「ゲーム好きだったけど、せっかくなので山も…と挑戦したら目覚めた。登山で体、ゲームで頭を使うのは気持ちいい」と話す。

 インドア派には語学や手芸教室、アウトドア派には一風変わった「下山部」や「野宿部」もある。参加費はそれぞれ数百円から3千円程度で無料イベントも。摩耶山再生の会の慈憲一事務局長は「街の延長としての山、普段使いの山を満喫して」と話している。同会TEL078・882・3580(8月末まで無休)

(上杉順子)

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