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集金の際、読者と会話を弾ませる藤原英土さん=神戸市灘区下河原通4
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集金の際、読者と会話を弾ませる藤原英土さん=神戸市灘区下河原通4

 神戸新聞購読料の支払いは、口座振替、クレジットカード払い、集金の3通り。大半が口座振替と思っていたが、昔ながらの集金も意外と多い。神戸市灘区南東部がエリアの神戸新聞「大石篠原専売所」(灘区下河原通3)で、集金を担当する藤原英土さん(46)に同行した。

 朝刊配達、折り込み広告などの作業にひと段落ついた午前11時、藤原さんは、同区篠原南町付近で次々とインターホンを押し始めた。読者の性別や年代から、在宅の時間を予測して訪問するという。「集金は毎月25日から翌月5日までの短期決戦。効率よく回らないと、終わらないんです」

 玄関先では「暑い中ご苦労さん」とねぎらいの声が掛かり、クールな藤原さんの口元が緩む。読者の一人に「なぜ集金なんですか」と尋ねると、「直接来てもらうと安心だし、確実」との返事が返ってきた。

 同専売所の二宮泰彦店長(45)は「集金を選ぶ方は、たわいない会話を楽しみにしているのでは」と分析する。

 この日は1時間で17件訪問し、集金できたのは7件だった。「効率はいつもよりよくないですね」と藤原さん。「夕方もまた回ります」と笑顔で去っていった。(真鍋 愛)

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