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世界選手権に向けて練習に励む友野有理さん=垂水区
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世界選手権に向けて練習に励む友野有理さん=垂水区

 右半身に障害のある県立伊川谷高校3年生の友野有理さん(18)=神戸市垂水区=が、東京パラリンピック(2020年)卓球競技の出場を目指し、世界の強豪選手としのぎを削っている。今年5月にスロバキアとスロベニアで開催された障害者の大会では銅メダルを獲得した。東京パラ出場には国際大会で好成績を収めることなどが求められ、友野さんは「日本にパラリンピックを普及させるためにも何としても出場したい」と意気込む。(篠原拓真)

 姉の影響を受けて幼稚園で卓球を始めた友野さん。小学生時代、県代表に選ばれる有力選手だったが、5年生の時に出場した名古屋の大会で、試合中に脳梗塞を発症。そのまま倒れ、意識を取り戻したのは3日後だった。「声も出ない、体も動かない」。利き手の右半身にもまひが残った。

 それでも卓球への思いは強く、懸命なリハビリを続け、再び、卓球ができるように。今は利き手を思うように動かせないため、ラケットを左手に持ち替えてプレーしている。

 友野さんが参加する肢体不自由者卓球は、障害の程度と、試合中に立つか車イスを使用するかで階級が分かれ、友野さんはクラス8(立って競技し、障害が中程度)だ。

 まひの影響で卓球台の左側から右側への切り返しがしづらく、今でも緊張や疲れが出ると、右足の指が収縮し、試合に集中できない時もあるが、「卓球が楽しいという気持ちと、このままでいいのかという負けず嫌いな思いで卓球を続けている」と笑顔で話す。

 東京パラリンピックの出場権を得るには、アジア選手権優勝▽世界選手権優勝▽両選手権などの優勝者を除いた世界ランキング上位者-のいずれかが必要。

 友野さんは10月に開かれる世界選手権への出場を決めており、「少しでも上位の選手に勝つことを意識して臨み、パラリンピック出場に近づきたい」と力を込める。

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