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障害者が豊かな個性を発揮した作品が並ぶ会場=神戸市役所
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障害者が豊かな個性を発揮した作品が並ぶ会場=神戸市役所
「円空さんのお地蔵さま」
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「円空さんのお地蔵さま」
「僕の恐竜」
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「僕の恐竜」
「さんふらわあ ふらの宇宙」
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「さんふらわあ ふらの宇宙」

 アートに取り組む障害者が集まる福祉施設「片山工房」(神戸市長田区川西通5)の開設15周年を記念する作品展が、神戸市役所1号館2階市民ギャラリーで開かれている。利用者36人が、思い思いの画材、画法で創作した絵画や造形作品を1点ずつ出品。「障害者である前に人である」を合言葉に、豊かな個性を発揮している。8日まで。

 同工房は2003年、前身の小規模作業所の通所者に表現の場を提供したいと新川修平代表(44)らが中心となって設立した。美術を学んだスタッフが画材や作風について助言するが指導はせず、活動は利用者の自主性に任せている。

 作品展は5年ごとの開催で3回目。公共空間での展示は今回が初めてで、新川代表は「難しい絵ではないので、ふらっと立ち寄って見てほしい」と話す。

 身体障害がある男性の絵「円空さんのお地蔵さま」は、動かせる右手を左手で押さえながら描いた作品。灰色の背景に浮かぶ、満月のような地蔵の笑顔が印象的だ。精神障害がある男性の作品「僕の恐竜」は、初めは模型をスケッチしていたのに次第に想像が入り込み、最終的にユニークな色使いと造形の恐竜が登場した。

 ミニカーの精密な写生を得意とする知的障害者の男性は、フェリーを描いた「さんふらわあ ふらの宇宙」を出品。船体の太陽から想像は飛躍し、背景には「太陽系」の惑星や隕石が描かれている。

 入場無料。午前10時~午後5時半(8日は同3時)。(上杉順子)

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