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インドネシア・スラウェシ島地震の被災地支援に乗り出すCODEの吉椿雅道事務局長=神戸市兵庫区中道通2
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インドネシア・スラウェシ島地震の被災地支援に乗り出すCODEの吉椿雅道事務局長=神戸市兵庫区中道通2

 地震と津波で多数の犠牲者が出たインドネシア・スラウェシ島で、神戸市兵庫区の非政府組織(NGO)「CODE海外災害援助市民センター」が救援活動を始める。阪神・淡路大震災の発生後から海外の被災地支援を続け、各地で復興支援事業を展開。事務局長の吉椿雅道さん(50)は「災害の痛みを知る神戸の人たちに、インドネシアの被災地へ心を寄せてほしい」と話す。

 スラウェシ島は同国の首都ジャカルタがあるジャワ島の北東に位置する。9月28日午後6時ごろ、マグニチュード(M)7・5の地震が起き、中スラウェシ州沿岸の州都パルやドンガラ県などが津波に襲われた。

 沿岸部の街は住宅などの建物が軒並み流され、パル北部では津波が高さ約11メートルに達していたとの情報も。今月9日時点で死者は2千人を超えており、約5千人が行方不明との未確認情報もある。

 CODEは2006年に死者約5700人を出したジャワ島中部地震で同国の支援に携わり、ヤシの木を使った耐震住宅の普及を後押しした。他の被災地でも同様の復興支援を展開。今も中国やフィリピン、ネパールなどで続けている。

 今年7、8月にインドネシアのロンボク島で起きた地震でも支援に関わり、現地の建築家と連携して住宅耐震化のワークショップを開こうとした矢先、スラウェシ島で地震が起きた。

 被災地では商店への略奪行為が報道されているが、吉椿さんは「非常事態で生きることに必死なはずだ。食料が圧倒的に足りない状況だろう」と推し量る。被災地の空港が復旧でき次第現地入りし、津波に対する備えなどを被災者に聞き取りながら支援策を考えていく。吉椿さんは「阪神・淡路では世界各地から支援をもらった。困ったときはお互いさま。インドネシアの助けになりたい」としている。

 活動への寄付は郵便振替00930-0-330579。加入者名は「CODE」で通信欄に「インドネシア」と明記する。クレジットカードでも受け付けている。CODETEL078・578・7744

(金 旻革)

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