神戸

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「オーラックの手」の一場面(オーストリア国立アーカイブ所蔵)
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「オーラックの手」の一場面(オーストリア国立アーカイブ所蔵)
「狂熱の果て」の一場面(国立映画アーカイブ所蔵)
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「狂熱の果て」の一場面(国立映画アーカイブ所蔵)
「夢で逢いましょう」の一場面
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「夢で逢いましょう」の一場面

 神戸発掘映画祭(神戸新聞社など後援)が20~28日、神戸市長田区腕塚町5の神戸映画資料館で開かれる。神戸出身の映画監督の特集やデジタル復元された貴重な作品にスクリーンで出合える。

 21日は、関西の自主映画シーンで活躍した神戸出身の植岡喜晴監督を特集。初期作「眠れる森の吸血鬼」(1978年)を午後1時半から、漫画家ひさうちみちおさん主演の異色ファンタジー「夢で逢いましょう」(84年)を同3時20分から上映し、植岡監督の対談もある。

 27日は「知られざる表現主義映画の傑作」として、オーストリア映画「オーラックの手」(25年)を午後2時半から、ドイツ映画「朝から夜中まで」(21年)を同5時から伴奏付きで上映。前者は「カリガリ博士」の監督と俳優による作品で、デジタル復元版を世界初公開する。

 28日は、神戸生まれの山際永三監督を特集。近年見つかった、無軌道な若者群像を描いたデビュー作「狂熱の果て」(61年)を午後2時半から関西初上映。山際監督のトークと16ミリ自主映画などの参考上映を同4時10分から行う。

 また同日は「異系の時代劇」と題し、大阪の映画会社・極東キネマの「忍術戸隠八剣士」(37年)などを午前11時から、現存最古の沖縄劇映画「執念の毒蛇」(32年)を午後1時から上映する。

 参加無料の企画もあり、20日午後1時半からの「ホームムービーの日」では、70年代に撮影された伊丹市での在日コリアンのイベントの記録などを紹介。同3時半からは神戸学院大や神戸大の学生が研究発表、21日午前11時からは神戸芸術工科大映画コース生の卒業制作を上映する。26、27日午前11時からの「発掘と研究」では、戦前の時代劇や宗教映画など貴重な復元映像を巡り、映画史家や修復の専門家が解説する。

 1プログラム一般前売り千円、当日1200円。「オーラックの手」のみ、アートシアターdB神戸(同区久保町6)で上映。同館TEL078・754・8039

(田中真治)

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