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震災モニュメントの意義を小学生を語るHANDSの藤本真一代表理事=神戸市灘区備後町1
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震災モニュメントの意義を小学生を語るHANDSの藤本真一代表理事=神戸市灘区備後町1

 阪神・淡路大震災を受けて建立された慰霊碑などの意義を学ぶ学習会が、神戸市灘区の成徳小学校であった。慰霊碑などのモニュメントを活用した企画を展開するNPO法人「阪神淡路大震災1・17希望の灯り(HANDS)」代表理事の藤本真一さん(34)が講演し、児童の素朴な疑問に「震災を忘れないために関心を持ってほしい」と呼び掛けた。

 同小5年生の約150人は、総合的な学習の時間で震災を学んでいる。これまで、復興まちづくりに携わった住民に当時の話を聞き、地域に存在するモニュメントを巡った。HANDSが約300カ所あるモニュメントの位置情報をフェイスブック上で検索できる仕組みづくりをしていることがきっかけで、同小の児童に向けた学習会が企画された。

 同小の近くにもモニュメントがあり、震災で児童6人が犠牲になったことを伝える。藤本さんは、モニュメントを置くだけでは意味が伝わらないとし「存在を身近な人に発信してほしい。それは震災を経験していなくてもできる」と語りかけた。児童からの「無くなったモニュメントはありますか」との質問には「草むらに隠れて見落としそうなものがあり、今後、無くなるものが出てくる可能性はある」と答えた。

 男児(11)は「モニュメントの大事さが分かり、もっと調べたいと思った」。女児(10)は「震災を忘れないことが災害の備えにも大切なんだと感じた」と話していた。(金 旻革)

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