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閉鎖される前の「さんきたアモーレ広場」=神戸市中央区加納町4
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閉鎖される前の「さんきたアモーレ広場」=神戸市中央区加納町4

 神戸・三宮で待ち合わせの定番スポットだった「さんきたアモーレ広場」、通称「パイ山」。隣の駅ビル建て替えに伴い2016年5月から閉鎖中だが、21年春に再び開放される。神戸市が進める三宮再整備事業で駅前広場リニューアルの先陣を切る形になり、同市は「より多くの人に愛される空間に」と、新たなデザインを広く募っている。(上杉順子)

 阪急神戸三宮駅東口、JR三ノ宮駅西口の北側にある同広場は1985年に整備された。実は「市道若菜・神戸駅線」の一部だ。屋台や放置自転車の不法占用対策として設けられた、おわん型の小山の連なりが女性の胸を想起させることから「おっぱい山」、転じて「パイ山」と親しまれるように。「でこぼこ広場」とも呼ばれる。

 現在は隣の神戸阪急ビル東館の建て替えで工事ヤードとして利用されている。21年春、同ビル開業と同時に再オープンする予定。

 デザインは誰でも応募できるが、待ち合わせ機能を持つ▽活用アイデアを同時提案する▽名前の由来にもなった彫刻「AMORE」(アモーレ)を所定の場所に配置する-などの条件がある。同市は広場前のサンキタ通りを歩行者中心道路に再整備することを検討しており、街との調和も求める。

 一市民として気掛かりなのは「パイ」はどうなるのか、だ。あんなに親しまれた突起は残るのか、消えるのか。「思い出はたくさん」という同市の担当者は「分かりません」。応募条件には「広場の持つ歴史や魅力を損なわず」という表現があり、「似たデザインになる可能性もあるし、以前の良さは生かしつつ『もう、これってネオ・パイ山やん!!』という驚きもあり得るかもしれない」と話す。ただし「原型復旧ではないことは理解してもらいたい」とする。

 寄せられた案は学識者や地元代表、行政でつくる選定委員会がデザイン性、持続・活用性の観点から審査し、最優秀賞(賞金50万円)のデザインを基に広場の整備を進める。別途、アイデア賞もある。応募登録は来年1月18日まで。結果発表は3月中旬の予定。

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