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「稲妻階段」の名で親しまれる、ジグザグに曲がった階段=神戸市須磨区一ノ谷町1(撮影・辰巳直之)
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「稲妻階段」の名で親しまれる、ジグザグに曲がった階段=神戸市須磨区一ノ谷町1(撮影・辰巳直之)
数えるたびに段数が変わるとされる旧天上寺跡への石段。ハイカーも多い=神戸市灘区摩耶山(撮影・辰巳直之)
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数えるたびに段数が変わるとされる旧天上寺跡への石段。ハイカーも多い=神戸市灘区摩耶山(撮影・辰巳直之)
途切れながらも長く続く高取山中の階段。茶屋でのふれ合いも楽しい=神戸市長田区高取山町(撮影・辰巳直之)
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途切れながらも長く続く高取山中の階段。茶屋でのふれ合いも楽しい=神戸市長田区高取山町(撮影・辰巳直之)
有馬温泉街にある階段。観光客らさまざまな人が行き交う=同市北区有馬町(撮影・辰巳直之)
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有馬温泉街にある階段。観光客らさまざまな人が行き交う=同市北区有馬町(撮影・辰巳直之)
神戸新聞NEXT
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 神戸にある急階段を巡った連載「階段のぼれば」。読者の皆さんからの推薦を基に、記者とカメラマンがへとへとになるまで上り続けた。連載に先立って夕刊で紹介した階段を合わせると、その数は12。登山を思わせる長く過酷なものや、住宅街の暮らしに溶け込むもの、数えるたびに段数が変わる都市伝説めいたものまで、実に“多士済々”だった。(上田勇紀)

凸  凸

 まずは段数。唯一、千段を超えたのが、長田区高取山町の高取神社へ続く階段=表の①=だ。市街地から始まり、高取山の山道と階段が交互に現れる。その階段部分を、てっぺんまで足し合わせた。

 段数計測には苦労した。途中で忘れてしまえば、また振り出しだ。10段進むごとにノートに「10」と書き記す原始的な方法を繰り返した。それでも、2時間かけてたどり着いた山頂付近からの眺めは絶景。桁違いの長さだからこそ、得られる充実感があった。

 傾斜はどうか。データがないため記者の体感になるが、須磨区多井畑、栂尾(とがお)山を覆う「四百段」=表の③=は頭一つ抜けていた。まっすぐ、天まで続くように並ぶ407段。振り向くと落っこちそうで恐怖を覚えたのはここだけだ。ハイカーがすたすた上り下りする中、初心者の私たちは身震いした。

 兵庫区都由乃町1の「五十段」=表の⑫=も、まるで滑り台のような急傾斜だった。下には水道管が通っており、それを覆うように階段が造られたという。

 須磨、垂水区をまたぐ「奥畑階段」=表の⑦=や、垂水区高丸5の階段=表の⑧=などは、日常の暮らしとともにあり、どこか郷愁を誘う。掲載後には、40年前に歩いた思い出を記した投稿が寄せられた。連載前にいただいた推薦情報の中にも、数々のエピソードが含まれていた。

 謎めいた感覚にとらわれたのは、摩耶山中の旧天上寺跡へ続く階段=表の⑤=だ。数えるたびに段数が変わることで知られ、記者の計測でも2回目は1段増えた。古びた石段のため、右側を通るか左側を通るかでも、微妙に変わりそうだ。ぜひ一度、お試しあれ。

 今回の階段取材を終え、思うことが一つ。次に訪れるときは、段数計測から解放されて自由気ままに上ってみたい!

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 「もっときつい階段がある」「この階段がユニーク」など、引き続き神戸の「名階段」情報を募ります。神戸新聞報道部にメール(kobe‐ban@kobe‐np.co.jp)かファクス(078・360・5501)でお寄せください。

【動画】階段のぼれば1~3回目
【動画】階段のぼれば4~6回目
【動画】階段のぼれば7~9回目

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