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日常で目にしたことを新聞ちぎり絵で表現する高濱光永さん=神戸市兵庫区
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日常で目にしたことを新聞ちぎり絵で表現する高濱光永さん=神戸市兵庫区

 新聞のカラー面をちぎって貼り合わせ、季節や日常で目にしたものを表す「新聞ちぎり絵」を続けてきた神戸市兵庫区の高濱光永さん(79)の初の作品展が10日、同市東灘区の「日本茶カフェ一日」で始まった。「新聞をめくりながら頭の中で思い描いたデザインに合う色を探すのが生きがい」といい、鮮やかな作品120点が並ぶ。(石川 翠)

 北海道出身の高濱さんは、結婚後、神戸に移り住み、文具店などを営んできた。次女は画家だが、自身は創作活動とは無縁な生活を送ってきた。2014年、知人に誘われた教室で新聞ちぎり絵と出合い、家にあった新聞で作り始めると、どんどんイメージが浮かび、のめり込んでいった。

 「色の種類も多く、新聞によって色味も異なる。小さなはがき上で表現しようと頭を使うことも気力につながる」と高濱さん。昨年、肥大した心臓大動脈の手術を受けたが、その際にも、看護師に注意されるほどイメージをメモに書き残していたという。

 大好きな明石焼きの作品は、一人で明石市まで食べに行った時に目にした天日干しのタコも添えた。天気予報の表で作ったトンボの羽は、晴れマークが模様に見える。うっすら裏面の文字が透けても「“新聞感”があったほうが身近に感じてもらえる」とあえて修正しない。次女の協力もあり、作品展を開くことを決意。「病気を患っても前向きに暮らしているのを感じてもらえれば」と話す。

 はがきは同区の障害者作業所「御影倶楽部」で作られた手すき紙を使用。1枚300円で購入もできる。

 会場のカフェは、同区本山北町3の6の10、メープル岡本2階。来年1月15日まで(12月31日と1月1日、7日は休業)。午前11時半~午後7時(2日は午後5時、3、4日は同6時まで)。TEL078・453・3637

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