神戸

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「いつか無の境地で吹けるようになりたい」と語り、ステージに立つ広瀬未来さん=神戸文化ホール(撮影・中西大二)
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「いつか無の境地で吹けるようになりたい」と語り、ステージに立つ広瀬未来さん=神戸文化ホール(撮影・中西大二)

 ジャズの街神戸をけん引するのが、トランペッター広瀬未来(みき)さん(34)だ。

 甲南中でトランペットと出合い、2003年、19歳でニューヨークに渡った。ボストンの名門バークリー音楽大の奨学生の権利を蹴り、飛び込んだ。

 毎晩のようにカフェで、バーでジャズライブが繰り広げられる本場。10を超えるバンドで演奏し、「即興音楽」と向き合った。また、ラテングラミー賞受賞のベーシスト、ペドロ・ヒラウドとの共演や英BBC放送への出演など、世界を股にかけ活躍した。

 14年に帰国後は、「神戸ジャズデイ」のプロデュースや、「神戸ユースジャズオーケストラ」を主宰するなど後進の指導にも力を入れる。

 「日々高くなるトランペッターとしての理想像に『近づけた』と感じる瞬間が快感」と話す。

 19年の目標は、自身と神戸ジャズ界の成長。「ジャズイベントは定着してきたが、中身が成熟しないと飽きられる。音で、演奏で観客を魅了したい」(真鍋 愛)

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