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アレルギー対策に米粉の麺などを入れて作った「舞子千人鍋」=神戸市垂水区学が丘3
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アレルギー対策に米粉の麺などを入れて作った「舞子千人鍋」=神戸市垂水区学が丘3
分科会で、西日本豪雨の被災地でのボランティア活動などを報告する生徒たち=神戸市垂水区学が丘3
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分科会で、西日本豪雨の被災地でのボランティア活動などを報告する生徒たち=神戸市垂水区学が丘3

 神戸市垂水区学が丘3の県立舞子高校で11日、「1・17震災メモリアル行事」が開かれた。同日から兵庫県南あわじ市で始まった「全国防災ジュニアリーダー育成合宿」に参加する県外の中学、高校8校の生徒も参加し、震災を伝え、助けられる命を救うために必要なことを考えた。

 2001年から毎年開き19回目。阪神・淡路を経験した防災士らによる音楽ユニット「ブルームワークス」のライブに続き、東日本大震災で、宮城県石巻市立大川小6年生だった次女みずほさん=当時(12)=を亡くした元中学教諭佐藤敏郎さん(55)が講演した。

 同小では児童74人と教職員10人が犠牲になった。佐藤さんは今も、みずほさんらが最期に通った隙間に立てた棒をのぞき込み、「どんな気持ちでくぐり抜けたのか。津波を見てどんな顔をし、どんな言葉を口にしたのか」と考えるという。

 佐藤さんは「災害は常に想定外。それでも、最愛の人や自身の命が奪われるかもしれないと想像できれば『念のため逃げよう』と判断のギアが上がるはず」と強調した。

 その後、生徒らは19の分科会に分かれ、災害に強いまちづくりや心のケア、防災教育などについて議論。ジュニアリーダー合宿の参加校も、それぞれの地域や学校での減災の取り組みを報告した。

 グラウンドでは、自衛隊員と恒例の「舞子千人鍋」の炊き出しも。環境防災科3年の男子生徒(18)は「自分の大事な人を失ったら、と考えると苦しくなった。少しでも犠牲者を少なくするまちづくりを考え続けたい」と話した。(広畑千春)

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