神戸

  • 印刷
神戸の潮風を受け、ひと息つく石川文洋さん=神戸市東灘区青木1
拡大
神戸の潮風を受け、ひと息つく石川文洋さん=神戸市東灘区青木1

 ベトナム戦争の従軍取材で知られる報道写真家、石川文洋さん(80)=長野県諏訪市=が、徒歩で日本縦断に挑戦している。今月1日には大阪市から兵庫県に入り、尼崎市から県南部を西へ。春めく街にカメラを向けながら、ゴールの沖縄県を目指している。

 1938年沖縄生まれ。64年からベトナム戦争の最前線を取材し、新聞社勤務を経て再びフリーカメラマンとなった。戦地に加え、在日米軍基地がある故郷・沖縄の姿も記録してきた。

 今月2日、西宮市から国道43号沿いに神戸・三宮まで歩いた。腰の痛みもあり、1日に歩ける距離は約15キロ。重さが10キロほどあるリュックサックを背負い、山歩き用の杖を両手に持って1歩ずつ慎重に足を運んだ。梅の花や元気に遊ぶ子どもたちに目を止めては、首から提げたカメラでシャッターを切っていた。

 65歳のときに北海道から沖縄へ日本海側を歩いた石川さん。「80歳になって、今度は太平洋側を」と再び日本縦断を計画した。昨年7月に北海道・宗谷岬を出発。北海道、青森-東京、東海道と区切り、自宅での休養を挟んで旅を続けてきた。先月末、東海道の終点・京都市から山口県下関市へ向けて再び歩き始めた。故郷の沖縄へは6月ごろの到達を見込んでいる。

 石川さんは「今回は1年をかけて列島を歩くため、四季の移ろいが感じられる。もうすぐ春。どこの街で桜の開花に出会えるかが楽しみ」と話した。(段 貴則)

神戸の最新
もっと見る

天気(2月22日)

  • 15℃
  • 8℃
  • 60%

  • 14℃
  • 4℃
  • 60%

  • 13℃
  • 6℃
  • 70%

  • 15℃
  • 5℃
  • 60%

お知らせ