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熱唱するブルームワークスの石田裕之さん(右)と桝田和宏さん=いずれも宮城県石巻市開北3
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熱唱するブルームワークスの石田裕之さん(右)と桝田和宏さん=いずれも宮城県石巻市開北3
再会を喜ぶ(左から)桝田さん、石田さんと被災した人たち
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再会を喜ぶ(左から)桝田さん、石田さんと被災した人たち

 演奏曲に防災を取り入れ、神戸を中心に活動する音楽ユニット「ブルームワークス」が12日、東日本大震災で被災した宮城県石巻市を訪ね、復興支援のライブを行った。ボーカルの石田裕之さん(38)は発災直後から被災地支援に携わり、これまで約70回にわたって同市の仮設住宅などを訪問。再会を心待ちにしていた被災者らが集まり、会場は大いに盛り上がった。

 同ユニットは2年前、シンガー・ソングライターで防災士の石田さんと、アカペラグループ「パーマネントフィッシュ」の元リーダーKAZZこと桝田和宏さん(46)が音楽で防災を広めようと結成した。

 防災のキーワードを曲のタイトルに据え、東日本や熊本地震の被災地をはじめ、各地で防災・減災を啓発するライブを行い、石巻市では2回目となる。

 震災から2カ月後の2011年5月、石田さんは災害ボランティアで同市に足を運んだ。「自力で復興できるように支えたい」と、震災5年まで仮設住宅などを月に1度は訪問。今も被災者らと交流を続けている。

 この日は、NPO法人「石巻復興支援ネットワーク」の交流拠点で、被災者ら約30人を前に歌を披露した。終盤、11年夏に石田さんが制作した復興支援ソング「やっぺす♥石巻」を演奏。被災者の気持ちをつなぎ合わせて歌詞を作った。被災者らは「なくしたものは多すぎるけど、今日は笑顔でがんばっぺ」のサビをともに口ずさみ、惜しみない拍手を送った。

 仮設住宅で石田さんと出会い、ライブを楽しみにしてきた女性(79)は「歌声にずっと癒やされてきた。年月がたってボランティアが次第に減る中、来てくれるのは本当にうれしい」。石田さんは「震災から立ち直るには長い時間がかかる。多くの人と被災地をつなげる存在になりたい」と力を込めた。(金 旻革)

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