神戸

  • 印刷
INAC神戸の福田ゆい選手(手前右)と談笑しながらリハビリを行う李潤煥さん(手前左)。中央奥は島袋奈美恵選手=東灘区住吉本町3
拡大
INAC神戸の福田ゆい選手(手前右)と談笑しながらリハビリを行う李潤煥さん(手前左)。中央奥は島袋奈美恵選手=東灘区住吉本町3
チームドクターとして、INAC神戸の福田ゆい選手(左)と島袋奈美恵選手(右端)の脚の状態を確認する李潤煥さん=東灘区住吉本町3
拡大
チームドクターとして、INAC神戸の福田ゆい選手(左)と島袋奈美恵選手(右端)の脚の状態を確認する李潤煥さん=東灘区住吉本町3

 中田英寿さんや澤穂希さんらサッカー界のレジェンドの現役時代を支えた整形外科医が神戸にいる。「り整形外科クリニック」(神戸市東灘区住吉本町3)の李潤煥さん(51)。15年前に神奈川から移り住み、サッカー女子なでしこリーグのINAC神戸レオネッサでチームドクターを務めて10年目。スポーツ障害に対する治療や予防に力を尽くし、復帰を目指す選手を後押ししている。(尾藤央一)

 三重県出身。東海大医学部サッカー部への入部を機に、スポーツドクターの道を志した。大学時代の下積みを経て、1996年から中田英寿さんらが所属したベルマーレ平塚(現湘南ベルマーレ)のドクターを9年間務めた。

 地域医療に携わりたいという思いから、2004年に神戸へ移住。1年間、アルバイトをしながら開業先を探した。神戸市・垂水、長田、中央区や兵庫県西宮市にも足を運んだが、「山も海もあって、外国人もいてバラエティーに富み、人の流れがある地域だと思った」と東灘区に決めた。

 この選択が、神戸でサッカー界と関わるきっかけになった。大学時代の先輩の紹介で、07年にフットサルチームのデウソン神戸、10年にはINAC神戸のチームドクターに。両チームとも同区の六甲アイランドが練習拠点で、週に数度選手が来院するようになった。

 「選手の性格を知ることも大事。治療やリハビリも選択肢を増やし、できるだけ(患者に)決めてもらう」と李さん。INAC神戸のトレーナーとは毎日連絡を取り合い、選手の状態を把握し、試合にも帯同する。昨夏、左膝半月板を痛め、人生初の長期離脱を経験した福田ゆい選手(20)は「お風呂でストレッチしたり、アイスバスに入って体をほぐしたり、ケアの意識が高まった」と実感する。

 手術などを伴うけがもあることから、李さんは選手が通いやすい周辺病院との連携にも力を入れる。数年前から神戸大病院の医師がINAC神戸のスタッフに入り、チームドクターは複数に。さらに今季から練習場に近い六甲アイランド甲南病院や甲南病院とも協力体制を築いた。李さんは「神戸のチーム、神戸のサッカー界をみんなで支えていけたら」と将来像を描く。

神戸の最新
もっと見る

天気(5月23日)

  • 27℃
  • ---℃
  • 20%

  • 31℃
  • ---℃
  • 20%

  • 28℃
  • ---℃
  • 10%

  • 30℃
  • ---℃
  • 20%

お知らせ