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超宗派の仏教イベント「H1法話グランプリ」を企画した小池陽人副住職=須磨寺
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超宗派の仏教イベント「H1法話グランプリ」を企画した小池陽人副住職=須磨寺

 兵庫県内の真言宗の若手僧侶たちが昨秋開催して好評を博した、法話の巧みさを競うイベントが6月2日、今度は宗派の枠を超えて開かれる。その名も「H1法話グランプリ」(神戸新聞社など後援)。前回優勝した須磨寺(神戸市須磨区)の副住職小池陽人さん(32)が企画し、同寺に7宗派8人の僧が集う。小池さんは「仏教になじみが薄い人に伝える機会に」と期待する。(上杉順子)

 元々の「H-1グランプリ」は栃木県の真言宗僧侶らが発案し、同県内で開いていた。評判を聞いた兵庫県の会が昨年11月、神戸でも開催。会員研修の一環だったが、一般聴衆も募って「また会いたくなるお坊さん」を基準に投票してもらい、小池さんが優勝した。

 驚きだったのは、その反響の大きさ。それまで小池さんが自分の寺以外で話すのは年2回程度だったが、イベントが報道されたこともあり、今年はすでに7月までに、高齢者施設やデザイナーの団体などから26回も声がかかっている。

 自分の世代の感覚でも、「幼い頃に起きたオウム真理教事件などの影響で宗教アレルギーはあるが、御朱印集めやパワースポット巡りがブームになるなど、実は仏教への関心は強い」と感じた。「超宗派なら取っつきやすいのでは。生老病死に寄り添う仏の教えをもっと伝えたい」。そう考えて実行委員会を結成し、今回のイベントを企画した。

 出場者は浄土真宗や日蓮宗、天台宗など1宗派一組の僧侶。布教の仕方も、姉妹でキーボードを手に歌と法話▽お経とジャズの融合▽仏教をさまざま事象に例える▽寺に所属せず、紙芝居と人形劇で全国を回る-など多彩だ。

 審査員長は相愛大教授の浄土真宗僧侶で、テレビ出演でも知られる釈徹宗さん。審査員の採点や一般聴衆の投票で、グランプリを選出する。小池さんは「投票をするのは法話に優劣をつけるのではなく、観覧者も参加してほしいから。普段、人から評価される機会があまりない僧侶の研さんにもなる」と話す。

 午後1~5時。前売り券のみで1500円。須磨寺の寺務所とイベントのホームページ(HP)で販売しているが、ホームページ分は完売している。同寺TEL078・731・0416

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