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垂水小学校で見つかった平成元年度卒業生のタイムカプセル。同級生を探している=垂水区日向2
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垂水小学校で見つかった平成元年度卒業生のタイムカプセル。同級生を探している=垂水区日向2
垂水小学校で見つかった平成元年度卒業生のタイムカプセル。同級生を探している=垂水区日向2
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垂水小学校で見つかった平成元年度卒業生のタイムカプセル。同級生を探している=垂水区日向2

 神戸市立垂水小学校(同市垂水区日向2)の平成元年度卒業生が、同窓生探しに奔走している。約1年前、卒業時に埋めたはずのタイムカプセルが校舎の一室に保管されていることが分かった。「本当は20歳の時に開ける約束だったけれども…」。時がたってしまい、気付けば平成も終わってしまった。「せっかく令和を迎えることができたので、改元を機にみんなで開けたい」。(鈴木雅之)

 同校は明治5(1872)年の創立。平成元年度の卒業生は昭和52年4月~53年3月生まれの115回生で、3クラス115人が卒業した。タイムカプセルは「成人を迎えたら開けよう」と約束し、卒業に併せて校舎裏に埋めた。埋められたはずだった…。

 しかし-。1年ほど前のこと、元年度卒業生の平川(旧姓廣岡)彩さん(41)がたまたま在校生の母親同士の会話を耳にした。

 「会議室にタイムカプセルがあるよね」

 学校に確認に行った平川さんは驚きとともに、同級生へ写真を送信。ラワット・ラジーブさん(41)が受け取った写真に写っていたのは段ボール2箱。「カプセルちゃうやん! って思いましたよ。埋めてなかったんかい、と」

     ◇

 4月下旬。平川さんやラワットさんら5人の同窓生が母校を訪ねた。

 5人とも初めて目の前で見るという2箱の段ボールには、堂々と「タイムカプセル」とあり、3クラスの担任の名前も書いてある。形状を保っており、保管状態は良かったようだ。同校には他にも何回生のか分からない箱が数個あるという。

 「校舎裏の木の下に埋めたという記憶があるんやけど」と浦出(旧姓松林)紀子さん(41)が言えば、ラワットさんも「僕もそう思ってた」。どこにどうしたのか担任3人にも連絡を取ったが、いずれも返事は「覚えていない」だったという。

 どんなテーマで何を入れたのかも思い出せない中、松下俊祐さん(41)は学校周辺の地図を描いて入れたという。「ちょうど垂水駅前が再開発の時期で、下町感のある様子を残しておこうと思って」。謎は多いが谷野仁美さん(41)は「何より、タイムカプセルを開けるという連絡があったのがうれしかった」と話す。

 ちなみに、埋めたと思っていた校舎裏の木の下は、今はれんがが敷き詰められていた。「結果的に、ここに埋めてなくてよかったんやね」。5人はともにうなずきあった。

 現在、ラワットさんらが「タイムカプセルお世話係」として、同級生探しをしている。現在約80人に連絡がつき「できれば夏頃にはみんなで封を開けたい」と話す。連絡は同係のメールアドレスtime115taru@gmail.comまで。

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