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落語と初コラボする神戸市室内管弦楽団(同楽団提供)
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落語と初コラボする神戸市室内管弦楽団(同楽団提供)
ムソルグスキーの心に迫ると意気込む桂花団治さん(同楽団提供)
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ムソルグスキーの心に迫ると意気込む桂花団治さん(同楽団提供)

 クラシック音楽を落語でより身近に-。神戸市室内管弦楽団は25日、同市北区の北区民センター・すずらんホールで、桂花団治さんとコラボした演奏会「神管寄席」を開く。ムソルグスキーの組曲「展覧会の絵」をテーマに、名曲が生まれた背景を落語で分かりやすく紹介し、弦楽合奏版の演奏を披露する。巨匠の心象風景に思いをはせながら楽しめるコンサートだ。(津谷治英)

 「展覧会の絵」は1874年、ムソルグスキーが友人の画家ハルトマンの死を悼み、遺作を題材に作曲した。もともとはピアノ組曲だったが、後にラベルがオーケストラ曲を編曲した。絵に語りかけるように楽器の音が絡むのが醍醐味。

 企画したのは首席チェロ奏者の伝田正則さん(38)。演奏だけでは十分に伝えきれない秘話の細部を解説する手段を模索していた。そんな時、楽団員から、花団治さんが大阪でバッハを取り上げた同様の行事に取り組んだことを知り、共演を呼び掛けた。

 花団治さんもクラシックに興味を持ち始めており、早速、関連書籍を読み込んで落語を創作。歴史的背景にも触れたいといい、「ムソルグスキーのロシアの圧政に対する憤り、親友を失った悲しみを伝えたい。日本と西洋の伝統芸能の相乗効果を発揮できればうれしい」と意気込む。

 弦楽器で出ばやしを奏でるユニークな試みも予定。伝田さんは「気楽に聞けるコンサート。落語と演奏を聞き比べることで、ムソルグスキーを深く理解できるのでは。クラシックファンには、未体験の世界を楽しんでもらえると思う」。

 神管寄席は25日午後2時開演。2500円(前売り2千円)、25歳以下は千円。前売りは神戸文化ホールプレイガイドTEL078・351・3349、北区民センターTEL078・593・1150

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