神戸

  • 印刷
高さ9メートルのジャンボすべり台。踊り場を通過するとお尻が浮いてスリル抜群だ=須磨離宮公園
拡大
高さ9メートルのジャンボすべり台。踊り場を通過するとお尻が浮いてスリル抜群だ=須磨離宮公園
すべり台の上から見下ろすと怖くて足がすくんでしまう=須磨離宮公園
拡大
すべり台の上から見下ろすと怖くて足がすくんでしまう=須磨離宮公園
大人向けに注意を促す看板=須磨離宮公園
拡大
大人向けに注意を促す看板=須磨離宮公園

 バラの名所として知られる須磨離宮公園(神戸市須磨区)には、子どもたちから愛される人気スポットがある。噴水広場東側にある「ジャンボすべり台」。でもすべり台って、滑るだけでは? 定番の遊具の何が子どもたちを引きつけるのか-。うわさを聞きつけ現場へ向かった。(喜田美咲)

 32段の階段を軽やかに駆け上がり、滑っては登りを繰り返す子どもたち。息はひとつも上がっていない。休日になると2本のすべり台は常にフル稼働だ。

 まず驚かされたのが、その規模。全長約20メートル、高さ9メートル。「ジャンボ」と名が付くのも納得がいく。30度の傾斜は、滑るというより「落ちる」ようだ。滑り始めて少しすると平らな“踊り場”を通過する。ここで体が浮き上がると加速し、スリルが増すという。

 公園で母と遊んでいた兵庫区の男児(5)は「面白いすべり台があるよと連れてきてもらった。全然怖くないよ」と余裕の表情。その隣で、迷って滑ることを断念する大人が続出している。

     □

 ジャンボすべり台は、同公園の開園に合わせて神戸大学工学部が設計し、1967年5月に完成した。公園内にはアスレチック遊具がある広場などが次々と登場したが、ジャンボすべり台の人気は衰えない。同公園の高田浩二副園長(63)は「近ごろはステンレス製のものが多いが、52年間使われ続けたコンクリートは、摩擦でさらによく滑るようになっている」と説明する。ここ数年はテレビなどでも取り上げられ、区内外から遊びに来るという。

 私もいざ挑戦。しかし、足がすくみ、「無理!」と叫んでしまった。意を決するまでに30分近くかかった。思い切って滑ってみると、踊り場でお尻がフワッと浮き上がり、うわさ通りスピードがアップした。7秒で楽しめるジェットコースターのようだ。

 大人の使用を禁止はしていないが、遊具はあくまで小学生以下が対象。大人のけがの事例があるため、すべり台のあちこちに「大人向け」の注意を促す看板を設置している。高田さんは「名物として残していくために、足の裏や手すりを使って減速するなど、自分で考えながら楽しんでほしい」と呼び掛けている。

神戸の最新
もっと見る

天気(10月14日)

  • 23℃
  • ---℃
  • 50%

  • 22℃
  • ---℃
  • 50%

  • 22℃
  • ---℃
  • 50%

  • 22℃
  • ---℃
  • 50%

お知らせ