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武器を持った相手を取り押さえる大西さん(左)=神戸市中央区山本通5
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武器を持った相手を取り押さえる大西さん(左)=神戸市中央区山本通5

 第5管区海上保安本部(神戸市)管内で今春、初めて女性の「制圧指導官」が誕生した。兵庫県尼崎市出身の大西未来さん(23)で、犯罪者を取り押さえるための技術を海上保安官に教える。女性の指導官は大西さんを含め全国でも3人しかおらず、「毅然とした態度で対応できるように教えていきたい」と意気込む。

 海上保安庁は2009年度から制圧指導官を取り入れ、19年4月時点で全国に約250人。女性海上保安官の増加に伴って、18年度から女性にも指導官の門戸が開かれ、大西さんらが任命された。

 小学生の頃から空手を習うとともに、「他人の役に立つ仕事に就きたい」と考えていた大西さん。犯罪行為の取り締まりと、人命救助の両方ができる海上保安官に憧れを持ち、高校時代に進む道を決めた。

 現在、和歌山県南部海域を管轄する田辺海上保安部の警備救難課に所属。海上犯罪や海難事故の調査、取り締まりなどを担うとともに、同僚たちの“先生”となって制圧の技術を教える。

 素手で相手に立ち向かうこともあるので、空手の経験を生かすことができるという。大西さんは「指導する立場になるので、現場で通用する技を伝えていきたい」と話している。(長沢伸一)

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