神戸

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下水管に入り込んだ街路樹の根(神戸市提供)
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下水管に入り込んだ街路樹の根(神戸市提供)

 街路樹の根が住宅の汚水管や升に入り込み、下水を詰まらせることがある。自治体の過失かどうかは各ケースで異なるが、神戸市は2018年度、4件で和解、損害金として計約37万円を支払った。市内で年間数件は発生しており、街路樹と建物の距離が近い、昔からの住宅街で目立つという。

 市建設局によると、植物は栄養分と水分を求めて根を伸ばす性質があり、漏水しないほどのわずかな継ぎ目の空きでも入り込む。下水施設と木が数メートル離れていても起こり得るし、もちろん木は街路樹にも限らない。家庭排水が流れにくくなったり、汚水升があふれたりして発覚する場合が多い。西宮や宝塚、姫路市など兵庫県内の他の自治体も「頻繁ではないが、時々発生する」としている。

 神戸市は再発対策として、下水がある方向に根が伸びないよう、地中に特殊なシートを張る場合もあるが、「最初から対策するのは難しい」。管をはわせる深さは地形などで異なり、汚水升の造りも住宅によりまちまちなためだ。マンションなどの集合住宅で起きることもある。

 市は街路樹の再整備や下水管の更新を進めており、近年の住宅地は歩道の幅を広く取る分、街路樹と住宅の距離も離れることから「今後、同様の事例は減っていくのではないか」とみている。

 18年度に和解した4件の損害賠償の専決処分は、開会中の神戸市会6月定例会で報告された。(上杉順子)

     ◇

 神戸市は水漏れや汚水噴出といった水回りの緊急トラブルについて、水道局が委託・運営する「水道修繕受付センター」を総合相談窓口とするシステムを6月から運用し始めた。高額な修理料金の請求など、悪質業者による契約トラブルを防ぐため、同センターが相談内容に応じて市の契約業者や指定工事店を案内する。

 24時間対応、通話料無料。TEL0120・976・194

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