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【上】西尾慧吾さん(右)と国吉勇さん(西尾さん提供)、【左下】火炎放射で変形したガラス瓶(西尾さん提供)、【右下】石と癒着した飯ごう(西尾さん提供)
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【上】西尾慧吾さん(右)と国吉勇さん(西尾さん提供)、【左下】火炎放射で変形したガラス瓶(西尾さん提供)、【右下】石と癒着した飯ごう(西尾さん提供)

 太平洋戦争末期の沖縄戦の現場から見つかった日用品や爆弾の破片などを展示する企画展が13~15日、神戸市長田区のふたば学舎で開かれる。企画する西尾慧吾さん(20)=灘高出身、米エール大=は「若い世代で戦争の歴史を語り継いでいきたい」と来場を呼び掛けている。

 西尾さんは高校2年の修学旅行で沖縄を初めて訪問し、激戦地の戦跡を目の当たりにした。その後、現地で身元不明の遺骨を収集する活動家の国吉勇さん(80)=那覇市=に出会い、これまでの取り組みを聞き取って記録する活動を続けてきた。

 国吉さんは高齢のため、数年前に遺骨収集を引退。そこで西尾さんは、国吉さんがガマから集めた遺品を借り受けて、全国各地で企画展を開催。遺品から読み取れる沖縄戦の惨状や、国吉さんの活動などについて紹介してきた。

 神戸での開催は昨年に続き2回目で、長期休暇の合間に帰国して催す。火炎放射器で焼けただれた飯ごうやガラス瓶、炭化した食べ物など65点を展示する。ワークショップでは遺品の解説(14日午後2時)や、沖縄の米軍基地負担の軽減について考えるシンポジウム(15日午後2時)がある。西尾さんは「沖縄戦や基地問題について学ぶことは、沖縄だけでなく日本全体で取り組む必要がある。関心が薄い人も、遺品を一目見て何かを感じ取ってもらえれば」と話している。

 無料。午前10時~午後5時。問い合わせは神戸定住外国人支援センターTEL078・612・2402

(久保田麻依子)

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