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神戸新聞社が行った街頭調査の様子=須磨パティオ
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神戸新聞社が行った街頭調査の様子=須磨パティオ

 「ニュータウン」という呼び名について、住民らはどう感じているのだろう。

 高倉台ふれあいのまちづくり協議会の玉森たりほ委員長は「開発当時は『新しいまち』というフレーズに引かれ、30代や40代の子育て世代が大勢移り住んできた」と振り返る。玉森さんも1976年、親子4人で引っ越してきた。息子2人も通った中学校は当時、生徒が増えすぎて10クラス以上になり、プレハブの校舎まで建ったそう。

 「『ニュータウン』というと、やっぱり若々しいイメージ。最近はその言葉を使う機会も減ってるかな」

 2年前、団地50周年の記念行事を開いた北須磨団地自治会の西内勝太郎会長も「ニュータウンより、『オールド』の方がしっくりくるなあ」。同団地の高齢化率は48%に上り、居住期間が20年以上の住民も半数を占めるが、「地下鉄は通っとるし、ウグイスは鳴くし、こんなええ所ないで」と西内会長。住民同士の結びつきは強く、自治会活動も熱心に取り組んでいる。

 須磨ニュータウンでは最近、集合住宅のリノベーションや住宅の建て替えも盛んで、若い世代の回帰傾向も見られるという。横尾ふれあいのまちづくり協議会の椿原康正委員長は「ニュータウンは今、成熟の段階。育った人たちが戻りたくなるような『ふるさと』にしていきたい」と話す。

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 神戸新聞社では、須磨マンスリー期間中、区民100人にニュータウンの呼び方に関する街頭調査を実施した。4つの設問にシールを貼ってもらう形式で行った。

 結果は「愛着がある」が40人。続いて「考えたことがなかった」(37人)、「時代遅れだ! 変えてほしい」(20人)、「その他」(3人)の順だった。

 「愛着がある」と答えた人の中には、理由として「本当の『ニュー』の時から知っている」「人とのつながりがある大切なこの街の呼び方だから」「須磨ニュータウン以降、新しいニュータウンができていないから実質ニュータウン」などを挙げた。(長谷部崇、喜田美咲、川村岳也)

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