神戸

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被爆者の体験を聴く親子ら=原爆養護ホーム「倉掛のぞみ園」
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被爆者の体験を聴く親子ら=原爆養護ホーム「倉掛のぞみ園」
湯村温泉の湯を流し込む職員=原爆養護ホーム「倉掛のぞみ園」(新温泉町提供)
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湯村温泉の湯を流し込む職員=原爆養護ホーム「倉掛のぞみ園」(新温泉町提供)

 6日の「原爆の日」を前に、神戸市の親子17組40人が5日、広島市安佐北区の原爆養護ホーム「倉掛のぞみ園」を訪れ、入所者から被爆時の話などを聞いた。同ホームには約30年間毎年、兵庫県新温泉町から湯村温泉の湯が贈られており、兵庫との交流が続いている。(石川 翠)

 原爆について学んでもらおうと神戸市教育会館が毎年実施し、25回目。6日には平和記念公園で開かれる式典に参列する。

 参加者は5日朝に神戸を出発し、昼過ぎに同ホームに到着。花束を贈呈した後、3グループに分かれて体験談を聞いた。

 爆心地から約3キロ北東の仕事場にいたという女性(90)は、墨のような色の雨が降ってきたことや、数日後に遺体が焼かれていた場面などについて語った。

 初めて広島を訪れた神戸市立大原中学校2年の女子生徒(14)は、アニメ映画「この世界の片隅に」や漫画「はだしのゲン」で身近に感じるようになったといい、「知れば知るほど怖いと思ってしまう」と話した。

 同ホームと新温泉町との関わりは、体内被爆した湯村温泉の芸者を吉永小百合さんが演じたNHKドラマ「夢千代日記」(1981年)の放映をきっかけに始まり、92年から毎年、同温泉が湯を贈っている。

 今年は7月30日、約10トンの湯が入ったタンクを積んだダンプカーが約6時間半かけて運んだ。同温泉の源泉は98度と高温のため、長時間の移動でも熱い湯を届けられるという。共同浴場の湯船にポンプとホースを使って流し込み、入所者が順に入浴。男性(92)は「足が軽くなり、2日間は調子が良くて驚いた」と話していた。

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