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山あいに広がる住宅街=北区柏尾台から
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山あいに広がる住宅街=北区柏尾台から

 全国に約82万人(12位)、兵庫に約3万2千人(県内10位)いるとされる「山田さん」。それでは「山田町(村)」あるいは「山田」という自治体や町村、地名はどれくらい存在するのだろうか? ネットで検索してみると「全国に約2千カ所」と記載するサイトもある。「やはり、メジャーだ」。北マンスリー最初のミッションは「神戸市北区山田町」がどんな町なのかを明らかにすること。取材を続けていくといくつもの「へぇー」に出合った。(北マンスリー取材班)

 ■神戸市の約6分の1

 南は六甲山系、北は帝釈・丹生山系に囲まれた山田町。1889(明治22年)の町村施行により、上谷上▽下谷上▽原野▽福地▽中▽東下▽西下▽衝原▽小河▽坂本▽藍那▽小部▽与左衛門新田-の13の村=図=が集まり、「八部郡山田村」が誕生した。その後、武庫郡~兵庫区へと編入を重ね、1973(昭和48)年に北区となった。

 神戸電鉄沿いに開発された住宅街は、「鈴蘭台東、西、南、北町」「惣山町」「筑紫が丘」「広陵町」「北五葉」「星和台」「しあわせの村」…などの住所名に変更されているが、大半は、山田町の字名として、その名をとどめている。

 驚くのは旧山田村の広さだ。約93平方キロメートルに及び、北区の約40%、神戸市全体の約6分の1を占める。旧山田村だけで、灘、中央、兵庫、長田の4区を合わせた面積を上回る。

 ■重文“銀座”

 山田川(志染川)流域を東西に走る県道神戸加東線は、山陽道の裏街道として、第一級の文化が流れ込んだと言われている。

 詳細は8月下旬ごろ、特集「山田の郷を訪ねて」で掲載するが、日本最古の民家の一つとされる「箱木千年家」(衝原)をはじめ、六條八幡宮(中)の三重の塔や無動寺(福地)の大日如来座像など5体、若王子神社(同)の社殿が、国の重要文化財に指定されている。また、下谷上農村歌舞伎舞台(下谷上)は国指定重要有形民俗文化財となっている。

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