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亡くなった児童の冥福などを祈った参列者=神戸市須磨区友が丘8
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亡くなった児童の冥福などを祈った参列者=神戸市須磨区友が丘8

 22年前に起きた神戸市須磨区の連続児童殺傷事件で、現場となった通称「タンク山」(同区友が丘8)で24日、亡くなった児童2人の冥福を祈る「安全・安心コミュニティー像の集い」が開かれ、北須磨地域の住民らが祈りをささげた。

 事件の風化を防ぎ、同じ悲劇を繰り返さないよう、地元の北須磨団地自治会が主催。須磨仏教会が1998年、笑いながら寄り添う子ども2人の像を建立した日に合わせ、毎年開催している。

 会場には区長や教師など、約100人が参列した。例年は子どもたちも参加するが、21日に同市中央区で起きた発砲事件の影響で、安全面を考慮し参加を見送ったという。同仏教会の僧侶が読経し、訪れた人は焼香しながら事件の再発防止を誓った。僧侶を代表し、石井浩真さん(56)は「命の大切さを伝えることは難しいが、それが大人の責任」とあいさつした。

 北須磨団地自治会の西内勝太郎会長(79)は「子どもは地域の宝。北須磨に住む全員で成長を見守り、町を好きになってほしい」と話した。(千葉翔大)

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