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パン生地をこねる作業に取り組む“パンじぃ”たち=神戸市兵庫区
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パン生地をこねる作業に取り組む“パンじぃ”たち=神戸市兵庫区

 定年を迎えるなどした高齢男性6人が、真剣にパン作りに奮闘している。自ら“パンじぃ”と名乗り、レシピを読みながら生地をこねる。「みんなを笑顔に」を合言葉に、プロの職人から約1カ月にわたり基本を学ぶ。その成果を披露する舞台は、29日に神戸市長田区などで開催される芸術イベントだ。100個の出品を目指す。(堀内達成)

 「男・本気のパン教室」は、高齢者の地域交流事業の一環で、デザイン・クリエイティブセンター神戸(同市中央区)が主催。新開地あんしんすこやかセンターなどが協力し、同市兵庫区のパン店「ブーランジェリー・レコルト」のオーナーらが手ほどきする。

 同センターはこれまでにも同様の企画を県内外で行っており、7期生となる今回は、神戸市内の60代から70代6人が参加。芸術イベント「TRANS(トランス)-KOBE」への出品を目標に、新開地を拠点に開催している。

 5日午後、兵庫区の介護付老人ホーム「そんぽの家 兵庫柳原」。パンじぃ6人が3組に分かれ、指に張り付く生地に苦労しながら、チーズパンやあんパン作りに励んだ。講師役が「親の敵のように(生地を)打ち付けてますね。いい感じ」と声を掛けると、「あかん。ほかのチームに(進むスピードが)離されてる」とぼやく人も。訪問看護師の勧めで応募した男性(71)=兵庫区=は「パン作りは奥が深い」と言い、「かみさんや看護師さんに食べさせたい」と笑った。

 パンは「本町まちづくり工房」(長田区二葉町3)で29日午前10時~午後3時に販売。2種類、計100個以上を目指すが、パンじぃたちの力量次第で種類の数や量は変わる。新開地で喫茶店を経営していた男性(64)=同市北区=は「愛着のある新開地の人たちにもぜひ味わってもらいたい」と話していた。

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