神戸

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神戸製鋼ラグビー部チームディレクターの福本正幸さん=神戸市東灘区御影浜町、神戸製鋼灘浜グラウンド
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神戸製鋼ラグビー部チームディレクターの福本正幸さん=神戸市東灘区御影浜町、神戸製鋼灘浜グラウンド
18大会ぶりの優勝を決め、表彰式で喜ぶ神戸製鋼フィフティーン=2018年12月18日、東京・秩父宮ラグビー場
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18大会ぶりの優勝を決め、表彰式で喜ぶ神戸製鋼フィフティーン=2018年12月18日、東京・秩父宮ラグビー場

 4年に1度の祭典、ラグビーワールドカップの日本大会がいよいよ開幕する。神戸市でも、イングランドやアイルランドなど強豪チームのカードが組まれ、多くの外国人の来訪が見込まれる。開幕を前に、さまざまな思いを胸に大会を見届ける関係者に話を聞いた。

 -ラグビーファン、神戸製鋼ファンを増やす絶好の機会となる。

 かつてヴィッセル神戸と同じように神鋼ラグビーの道路バナーを付けてもらおうと神戸市役所に相談に行ったが、なかなか難しく、サッカーとの人気の差を思い知った。しかし、今は至る所にバナーやポスターがあり、W杯の影響力を感じる。神鋼は元々、各地にファンが多く、われわれもファンクラブを作るなど対外的活動に熱心だったが、今回でさらに弾みがつくと思う。

 -日本そして神戸での開催。どのような思いか。

 日本開催が決まったとき「すごい」という思いと、スタジアム整備など「ほんまにできるかな」という思いが交錯した。ただ、チケットはほぼ売り切れ、ラグビーが身近になると思うとうれしい。神戸は専用のスタジアムも神鋼もあるから大丈夫と思っていたら、平尾さん(故平尾誠二氏)に「他都市も手を挙げてる。安心できんぞ」と言われたことを覚えている。最終的には決まって良かった。

 -日本代表には神鋼からも4人選出された。プロの視点からどう見る。

 体の大きい相手に、低いタックルと素早いパス回しでスピード感のある展開を期待したい。色んな特徴をもった15人の選手が懸命に努力し、一つにまとまれば勝てるのがラグビーだ。壮行会でジャパンのコーチに神鋼の選手のことを聞いたら心強い答えが返ってきた。それぞれに持ち味を出してくれれば。

 -ラグビー界の発展にはW杯後が肝心と考える。

 神鋼としては強さを維持し、ファンに引き続き面白いと思ってもらうことが重要だろう。サッカーを見習い、地域に根差して門戸を開き、子どもたちにラグビーと接する機会を増やすことが各チームとも求められる。トップリーグはこれまで、全国にファンを増やすため、神鋼対トヨタを四国で開催するなどしてきた。しかし今度は、試験的にホームゲーム(神鋼なら神戸)を多く行うことになったので、地元に親近感をもってもらうよう努めたい。

 -平尾さんもW杯日本開催には強い思いがあった。

 ほんまに喜んではるやろうなあと思う。世界の強豪が国の威信をかけて日本に集まってくる。天国から12会場全てを見て回ってほしい。ただ、やはり「終わってからが大事やぞ」と言われそうなので、日本で開催し成功したというレガシーをきちんと残し、ラグビーを日本に根付かせたい。

(聞き手・安福直剛)

【ふくもと まさゆき】天王寺高校(大阪府)、慶応大学を卒業。故平尾誠二さんに声を掛けられ1990年に神戸製鋼所に入社。フォワード最前列のプロップとして活躍した。現役引退後は、チームのマネジャーや日本ラグビーフットボール協会勤務を経て、2017年から現職。51歳。

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