神戸

  • 印刷
動画一覧へ
電動3輪駆動車「イージーランブル」=神戸市北区有馬町
拡大
電動3輪駆動車「イージーランブル」=神戸市北区有馬町
オールシーズンニジマス釣りを楽しめる「有馬ます池」=神戸市北区有馬町
拡大
オールシーズンニジマス釣りを楽しめる「有馬ます池」=神戸市北区有馬町
【左】落差約8メートルの「鼓ケ滝」【右】鼓ケ滝公園にある滑り台=いずれも神戸市北区有馬町
拡大
【左】落差約8メートルの「鼓ケ滝」【右】鼓ケ滝公園にある滑り台=いずれも神戸市北区有馬町
六甲・有馬ロープウェーの有馬温泉駅=神戸市北区有馬町
拡大
六甲・有馬ロープウェーの有馬温泉駅=神戸市北区有馬町
神戸新聞NEXT
拡大
神戸新聞NEXT

 炭酸せんべい、松茸昆布、よい湯まんじゅう-。有馬(神戸市北区)の名産を扱うレトロなたたずまいの商店をはしごする。金泉前では足湯につかりながら有馬サイダーをごくり。「湯の街を満喫中!」。こんな気分にひたる。周囲の名所にも足を運びたいが、「坂道を歩いて上るのはちょっと…」。私と同じ思いの観光客のために登場したのが三輪駆動の軽車両「イージーランブル(ER)」だ。狭く急勾配の道もスイスイと走り、約5キロの外周道路をわずか15~20分で走破するという。早速、試乗してみた。(西竹唯太朗)

 有馬温泉観光協会などが2014年からレンタカーとして導入したER。定員は4人で、最高時速約40キロの電気自動車だ。普通免許証があれば運転できる。現在、温泉内の6つの旅館に計9台が置かれ、ネット予約で利用する。この取り組みに賛同した道後温泉(愛媛県)など他の温泉街にも広がっているという。

 「元湯龍泉閣」の社長當谷逸郎さん(46)にERを借り、運転方法を学ぶ。ブレーキやアクセル、ギアの仕組みは自動車とほぼ同じ。試運転の後、観光案内所を起点に、左回りで外周道路を走ってみた。フロントガラス以外の窓がないため、体感速度はかなり速い。何より、観光客がスマートフォンを向け、撮影してくるのが恥ずかしい。

 まず向かったのは、1950年開園の釣り堀「有馬ます池」。オールシーズンニジマス釣りを楽しめ、その場でから揚げや塩焼きにして食べられる。観賞用のチョウザメやコイも優雅に泳ぐ。2012年には恋愛成就のパワースポットとして「鱒ます恋こい神社」が建立され、注目を集める。

 ます池を後に、さらに奥へ。道幅は狭くなり、一般車だと対向車とすれ違うこともできないが、車幅約1メートルのERなら問題なし。すぐに鼓ケ滝公園に到着した。入り口で車両を降り、徒歩で約300メートル。落差約8メートルの「鼓ケ滝」が目の前に現れる。かつては滝の奥に空洞があり、流れ落ちる水の音が反響して鼓の音に聞こえたことから、この名が付いたと言われている。

 公園内を歩いていると滑り台(長さ約15メートル)を見つけた。ほかに遊具らしきものはない。「なぜ、滑り台?」。所管する市神戸北建設事務所によると、「経緯は不明」としつつも「子どもは滝を見ても退屈なので遊具を作ろうという話になった。何が適しているか検討した結果、高低差を利用できる滑り台になったのでは」と推測する。

 六甲・有馬ロープウェーの有馬温泉駅を横目に進むと、山すそに赤い鳥居が見えてきた。

 「今度はなんだ!」

 ERに乗った有馬の“奥地巡り”は続く。

神戸の最新
もっと見る

天気(11月21日)

  • 15℃
  • ---℃
  • 0%

  • 14℃
  • ---℃
  • 20%

  • 16℃
  • ---℃
  • 0%

  • 15℃
  • ---℃
  • 10%

お知らせ