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ジェラートのコンテストで日本一に輝いた片山圭介さん=神戸市北区有馬町
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ジェラートのコンテストで日本一に輝いた片山圭介さん=神戸市北区有馬町
優勝作品「塩マスカルポーネ きんかん香る甘酒仕立て」(ジェラートワールドツアージャパン2019実行委員会提供)
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優勝作品「塩マスカルポーネ きんかん香る甘酒仕立て」(ジェラートワールドツアージャパン2019実行委員会提供)

 有馬温泉街(神戸市北区有馬町)でジェラート店を営む片山圭介さん(48)=同区=の考案したジェラート「塩マスカルポーネ きんかん香る甘酒仕立て」が、全国コンテスト「ジェラートワールドツアージャパン2019」で優勝した。塩で引き立てた濃厚なチーズと甘酒の味が口の中で広がり、かんきつ系の風味がアクセントに。試行錯誤を重ね、こだわりの味となめらかさを追求した逸品だ。(村上晃宏)

 コンテストは8月31日と9月1日に横浜市で開催。予選を通過するなどした12作品から、審査員の審査と来場者の投票で日本一を選んだ。

 有馬町出身の片山さんは26歳の時、家業の酒屋を継いだ。だが温泉街で空き物件が出たのを機に、「自分で作品を生み出したい」と周囲に無いジェラート店を出すことを決意。東京での講習会に参加し、イタリア人から教わるなど勉強を重ね、2015年にジェラート店「アリマ ジェラテリア スタジオーネ」をオープンした。

 開店から4年、力試しを兼ねてコンテストに出品することに。作品のテーマは「日本のエッセンスを添えた和製チーズケーキのようなジェラート」。甘酒を使い、マスカルポーネチーズの風味を消さないようキンカンの爽やかな香りを取り入れ、淡路島の塩で味を引き締めた。甘酒が持つ自然由来の糖分を活用し、砂糖の使用量を抑えて体に優しいジェラートに仕上げた。

 コンテスト会場で、片山さんのブースは行列が途切れないほどの人気を集めたという。審査員へのプレゼンテーションでは、チーズや甘酒、キンカンなど食材の配合にこだわり、なめらかな食感を実現できたと強調した。優勝し、21年にイタリアである世界大会への出場権をつかんだ。

 世界大会に向け、味に磨きを掛けるとともに、会場での接客のために外国語も勉強中の片山さん。「ジェラートは数学。食材の組み合わせや配合率を考えて“答え”を出す。本選でも高評価を得られるよう頑張りたい」と張り切る。

 店は午前10時~午後5時。水曜定休(2日は営業)。3日と7~10日は休み。18種類がそろうジェラートは480円(税込み)から。「塩マスカルポーネ きんかん香る甘酒仕立て」も480円で販売する。同店TEL078・907・5468

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