神戸

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本殿改修を祝い宮入りするだんじり=弓弦羽神社
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本殿改修を祝い宮入りするだんじり=弓弦羽神社
布団太鼓を勇ましく担ぎ上げる氏子たち=岩岡神社
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布団太鼓を勇ましく担ぎ上げる氏子たち=岩岡神社
土俵に転がされる赤ちゃん=下畑海神社
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土俵に転がされる赤ちゃん=下畑海神社
馬上から的を射る小刀祢役の男性=六條八幡宮
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馬上から的を射る小刀祢役の男性=六條八幡宮
宮入りした居住地区の布団太鼓=平野八幡神社
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宮入りした居住地区の布団太鼓=平野八幡神社

 台風19号が過ぎ去り、さわやかな秋空が広がった13日、市内各地では秋祭りがピークを迎えた。だんじりがまちを駆け巡り、奉納相撲や流鏑馬などの伝統行事を見ようと多くの見物客が詰め掛けた。(堀内達成、千葉翔大、喜田美咲)

 弓弦羽神社(神戸市東灘区御影郡家2)では13日、83年ぶりの本殿改修を祝うだんじりの宮入りがあった。新調中の平野地区を除く7地区のだんじりが順番に境内に入場。氏子らは、鳴り物に合わせ、威勢の良い声を張り上げた。

 本殿の改修は、屋根をヒノキの皮から銅板に変更した1936年以来。老朽化が進み、熊野大神が鎮座して今年で1170年になるのに合わせ、銅板を張り替え、調度品も一新する改修が行われた。11日夜には神体を仮殿から戻す正遷座があった。

 今年の当番地区「中御影」の総括を務める平野裕之さん(55)は「台風が心配だったが、この日を無事迎えられて良かった。本殿の改修は一生に一度あるかないか。立ち会えて幸せ」と話した。

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 岩岡神社(同市西区岩岡町岩岡)の秋季例祭では、午前8時ごろから続々と7地区の布団太鼓が宮入りした。

 12日に通過した台風19号の影響で足元がぬかるむ中、氏子らは、大きな掛け声を上げながら、豪華な刺しゅうで彩られた布団太鼓を力強く引いた。本殿の前で布団太鼓が差し上げられると、見物客から拍手や歓声が上がった。

 小学生~50代計約100人が参加し、布団太鼓の先導を担った野中自治会の警護長吉本純一さん(35)は「年に1度の大舞台。チームワークの良さを見せたかった」と話した。

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 下畑海神社(同市垂水区下畑町)では、境内にある土俵で奉納神相撲や乳児の健やかな成長を願う「赤子ころがし」などがあった。

 午前中は神事の後、ちまき約200本が住民らに配られた。午後からは土俵で下畑台小と桃山台中の子どもたちによる神相撲やわんぱく相撲などが行われた。

 赤子ころがしには、大相撲佐渡ケ獄部屋の2力士(琴ノ海、琴ノ島)が登場。生後6カ月の吉田昇眞ちゃんを土俵上に転がしたり、頭上まで持ち上げたりした。驚いて泣き出す赤ちゃんに観衆から「頑張れ」「かわいい」の声が上がった。

 神相撲に参加した下畑台小1年の男児(6)は「練習してきたから緊張せずにできた。楽しかったよ」と笑顔で話した。

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 六條八幡宮(同市北区山田町中)では、市無形民俗文化財に登録されている流鏑馬神事が行われた。

 約350年前から続く伝統行事で、同町内13地区が、持ち回りで担当する。今年は下谷上地区が神事を担った。

 花がさをかぶった「小刀祢」と呼ばれる射手(男性)が登場し、疾走する馬の上から、約40センチ四方の的に矢を命中させると、神事を見守った観客から大きな拍手が起きた。

 男児(7)は「馬が速くてかっこよかった。また来年も見たい」と笑顔で話した。

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 平野八幡神社(西区平野町慶明)では、五穀豊穣などを祈り布団太鼓が宮入りした。

 氏子9地区のうち、今年の当番は「居住地区」。午後3時「サーシマショ」の掛け声と、小学生の打つ太鼓の音が境内に響くと、約30人の氏子たちが布団太鼓を引き、本殿の周りを巡った。最後の1周は、みこしや飾り物とともに回った。その後、境内に魚などを供え、巫女による舞が披露された。

 太鼓をたたいた玉津第一小学校4年の男児(10)は「足も腕も痛くなるまで練習してきた。声を出してみんなで合わせられるように頑張った」と笑顔を見せた。

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