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「ネイルをすると誰でも気分が上がる」と目を輝かせる新生ホームサービスの藤本侑奈さん=神戸市中央区御幸通8
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「ネイルをすると誰でも気分が上がる」と目を輝かせる新生ホームサービスの藤本侑奈さん=神戸市中央区御幸通8
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「ネイルをすると誰でも気分が上がる」と目を輝かせる新生ホームサービスの藤本侑奈さん=神戸市中央区御幸通8

 障害者が仕事の技能を競う「アビリンピック」で、新種目「ネイル施術」に、リフォーム会社、新生ホームサービス(神戸市中央区)の藤本侑奈さん(24)が兵庫県代表として全国大会に出場する。平日のレッスンにも快く送り出すなど職場も一丸となって支援。藤本さんは「持てる力を発揮して、良い結果を報告したい」と意気込んでいる。(中務庸子)

 アビリンピックは、障害者の技能向上と雇用促進を図るため、独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構が主催。電子機器組み立てや表計算など23の競技種目がある。

 ネイル施術は、50分以内に爪を整えて色づけする「ベーシックマニキュア」と、テーマに合わせたデザインを施す「ネイルチップアート」の二つの課題に取り組む。今年は11月15日から3日間、愛知県で全国大会が開催される。

 藤本さんは脳性まひの影響で、生まれつき右半身に障害がある。長時間歩き続けることが難しいことから、現在は車いすで生活し、同社営業担当者の出勤管理などを担当する。

 もともとおしゃれが好きで、ネイルは高校生の頃、インターネットなどで調べて見よう見まねで始めた。今年6月、障害者支援団体から「アビリンピックに挑戦してみないか」と誘われ、同団体が主催する教室で月に2回のレッスンを受けて本格的に学び始めた。

 左利きの藤本さんは、右手で相手の指を支えるが、指先に力が入らなかったり、うまく動かせなかったりするため、最初は指導通りに施術できなかった。そこで手首の角度を変えたり、他の指で支えたりするなど試行錯誤を重ねて技術を習得した。

 職場では昼休みに上司の爪を借りて訓練。自宅では長い時で3時間以上、練習に没頭することもあるという。制限時間内での施術の可否が課題といい、ネイルサロンに通ってネイリストの所作を観察するなど努力を重ねる。

 藤本さんは「ネイルが完成した時に相手が喜んでくれるのが何よりうれしい。職場の応援を胸に頑張りたい」と話している。

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